本の紹介
名称は眼鏡のチェーン店みたいだが、地方活性化の可能性を秘めた、すごいビジネスモデルを展開している。本書を読むと、自分も買ってみようかなという気にるかも……。
タワマンに対するネガティブな論調は相変わらずであるが、コロナが今後の不動産に与える影響については多角的に整理されている。
ノウハウ(4冊)、災害(5冊)、新潮流(4冊)、くつろいで読める本(3冊)、ネガティブ本(6冊)
小島拓著『「タワマン」ブランドの崩壊』小学館。湾岸のタワマン住民にとって、目を剥きそうな文言が表紙に並んでいる。
30年後の東京の不動産市況なんて誰にも分からないのだから、様々な可能性に思いを巡らせてくれる点で、本書はその足掛かりになるかもしれない。
消費者金融と住宅営業の経験を踏まえた「夢のマイホームを手に入れるための不愉快極まりない現実」が描かれている。
「パフォーマンスのみで実質を伴わない空虚な小池都政」の解説本。ところどころ恨み節を感じさせる文章はさておき、舛添氏は結構いい仕事をしていた知事だったと認識させられる。
著者は元広告代理店プランナー。13年で3か所、マンション管理員のリアルが描かれている。
かつて伊藤忠商事をV字回復させたCEOにして、民間出身では初の中国大使だった著者からのメッセージ。
『チョンキンマンションのボスは知っている』読了。 書名にマンションが入っていたので読んでみたのだが、いい意味で期待を裏切られた。
コロナ禍によるテレワークの流れが一過性で終わるのか、社会に定着していくのか。流れを読み違えるとマンション選びでババをつかむことになりかねない。
経済アナリスト森永卓郎氏の新著『年収200万円でもたのしく暮らせます』読了。 7月に出版されたこともあり、新型コロナを踏まえた内容に仕上がっている。
マンション管理組合やコンサルタントの財布にならない道標として、17年間の実践と経験が記された良書。輪番で管理組合の理事を任されて右往左往している人にとっての必読書。
目鱗情報が満載。老親を抱える世代や遠からずお世話になる世代に強くおススメしたい1冊。
日本中どこに住んでいても、いつでも大規模な自然災害を被る可能性がある。 地名と大規模災害との関係を記した書籍3冊をご紹介。
不動産プロデューサー牧野知弘著『人が集まる街、逃げる街』角川新書を読了。 アフターコロナは、街同士の優勝劣敗の時代だという。人が集まる街を選びたい。
不動産プロデューサー牧野知弘著『不動産で知る日本のこれから』祥伝社新書を読了。 提言内容は、アフターコロナ時代を先取りしている。
終の棲家を探そうとするときには、知力も体力も衰えているだろうから、元気なうちに予備知識として身に付けておくことをおススメしたい。
不動産コンサルタント長嶋修氏の新刊。猛威を振るう風水害に対して、いかにしてマンション(と戸建て)を選んだらいいかが記されている。
本書は、タワマンの様々な課題について意見交換をするために執筆者が集まり、タワマンの見学・研究会を経て取りまとめられたという。
騙すほうも騙されるほうも、かなり尖がったキャラクターが設定されている割にはリアリティがあるのは、全宅ツイ・メンバーへの取材の成果か……。
東京で家を買いたいと考えているが、新型コロナウイルスの影響でモデルルーム巡りを自粛されている方。 こんなときだからこそ、じっくり読めるいま、おススメしたい1冊。
機長としての豊富な経験を持つ二人の解説を読むと、国が強行する羽田新ルートの危うさがよく分かる。
長い間信じられてきた不動産に関する常識が通用しない「不動産2.0」の時代が訪れようとしているという。
今回紹介する『老いのゆくえ』(中公新書)は、高齢者のリアルな生活実態を知り得る貴重な1冊。現在87歳の著者が82歳から86歳のときの世界が描かれている。
著者がコンピュータに精通していることに加え、長谷川 昭東北大学名誉教授(地震学)が小説の内容を検証していることが、ストーリー全体に説得力をもたらしている。
この小説がほかと違うのは、建物被害や人的被害よりも、世界経済への影響を中心に描かれていること。本書に描かれている首都直下地震発生後(まだ本震は発生していない)の世界を知っておいて損はない。
元電通のコピーライター田中泰延氏の初の著作『読みたいことを、書けばいい』ダイヤモンド社を読了。 ブロガーにとって、学びの多い本である。
エッセイスト岸本葉子著『ひとり老後、賢く楽しむ』文響社を読了。「住」について気になる記述が見られたので、ピックアップしておいた。
東京湾北部を震源とするマグニチュード7.9の直下型地震が発生。その30分後に房総沖を震源とするマグニチュード8.2のプレート型地震が関東一帯を襲うという過酷な想定で描かれた阿鼻叫喚の世界。