本の紹介
羨望の湾岸タワマン暮らしでの苦悩。かなり誇張されている面もあろうが、タワマン購入を検討しようか迷っている方には、おススメしたい1冊。
中古マンションを検討している人には、ダメ物件を避けるためにも、一読することをおススメしたい。
約40年東急線沿線に住み続ける北海道出身のフリーライター永江朗氏の新著『なぜ東急沿線に住みたがるのか』。東急線沿線でマンション選びをされている方にはおススメ。
知らないうちに自分が階下への漏水被害への加害者になっていたら、きっとあたふたするに違いない。築20年を超える中古マンションの購入を検討している人には強くおススメしたい1冊。
マンション売却で時間的な余裕がある人にとって、不動産エージェントを利用してみる価値はありそうだ。
「事故物件住みます芸人」を売りにしているピン芸人・松原タニシ氏の3作目。ホラーなエンターテイメントに仕上がっている。
住宅展示場を訪れる顧客を絡めとる住宅営業マンのリアルな世界が描かれている。戸建て住宅を検討している人は、必読。
なじみの古書店に出品されていた大量の郊外住宅の売出しチラシ約140枚を購入したことから物語が始まる。昭和30年代のチラシ情報を頼りに各地を訪ね歩いた労作。
実家売却に係る苦労話と3人の専門家との対談がまとめられている。
米軍による都心低空飛行スクープは、ショッキングな動画とともに当時の菅総理に「(動画を)私も見ました」と国会答弁するに至らしめた労作。
ベストセラー『未来の年表』の著者・河合雅司氏と不動産プロデューサー牧野知弘氏による対談スタイルで構成された共著。
事例を物語風に記した後、「事例からわかること」として問題点、注意点などが掲げられている。大変読みやすい構成になっている。
不動産プロデューサー牧野知弘氏の新著。多額のローンを組んで高騰したマンションを購入する庶民の行く末を案じている著者。
過疎地育ちにして、ボストン2年、海外40か国周遊の経験を持つ著者。都会で暮らす人たちが抱く過疎地のイメージはとは異なる世界が描かれている。
過去に撤去・解体工事に関わったことがある人は必読。中古マンションのリニューアルに関わる人も読んでおきたい。
不動産だけでなく、政治、経済、金融、歴史など、幅広い情報を発信している”ユーチューバー長嶋修”の最新情報が詰まった1冊。
40代前半でFIREを実現し、8棟100室の不動産を所有し、年間家賃収入5千万円を得ている著者のエピソード交じりのノウハウは読み物としても飽きさせない。
日本近世国家成立史の研究が専門の三重大学教授・藤田達生氏の新著『災害とたたかう大名たち』。江戸時代のリーダーたちがどのように災害に立ち向かったのかを知ることができる。
住まい選びの新たな論点につき分かりやすく解説されているので、これからマンション選びを始める人にとって、本書を読んで損はないだろう。
ところどころ漫画が描かれていて、とても読みやすい。本書を読むと、マンションの管理人さんには感謝せざる得なくなる。
これまでに立ち会ってきた事故現場は3000件以上という高江洲 敦氏の2作目『事件現場清掃人-死と生を看取る者』飛鳥新社を読了。
図表が多数掲載されていて、エビデンスベースで日本の不動産市場の現状とこれからが解説されているので説得力がある。
日米地位協定の逐条解説が無味乾燥にならないように、1952年に合意された地位協定の前身の「行政協定」と1959年の日米両政府交渉で示された「行政協定改訂問題点」を比較する形で論じた労作。
海外旅行とホテル業界に詳しい元フリーランス記者である著者、山口由美氏による『勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿』新潮社。
大前 研一氏の新著『稼ぎ続ける力: 「定年消滅」時代の新しい仕事論』小学館新書を読了。 不動産ビジネスに言及している部分をピックアップ。
20年にわたり家主側の訴訟代理人として2500件以上の不動産トラブルを扱ってきた司法書士、太田垣章子氏の新著。シビアな住宅事情が描かれている。
行き過ぎた新自由主義を批判する本書のなかに、羽田新ルート問題も取り上げられていたので、ピックアップしておいた。
Airbnb Japanの執行役員なのに民泊にはあまり触れず、具体的な数字を示しながらポスト・コロナ時代の住まいのあり方を論じる姿勢は評価できる。
コーポラティブハウスのプロデュースを手掛けている(株)アーキネットの代表取締役・織山和久氏の著書『自滅する大都市』。都市問題を40のQA形式で、事実に照らし合わせながら分析されている。
これからの時代は土建ベースの国土強靭化だけでなく、公衆衛生にも軸足をおいた戦略が求められるのだということが理解できる。