首都直下地震
第208回国会(22年1月17日~6月15日)の衆議院の質問主意書を眺めていて、大規模地震係る質問主意書があることに気が付いた。 大規模地震発生後の復興事業費の財源確保に関する質問主意書 吉田晴美 衆議院議員(立憲民主)が4月13日に提出した質問主意書に対…
日本近世国家成立史の研究が専門の三重大学教授・藤田達生氏の新著『災害とたたかう大名たち』。江戸時代のリーダーたちがどのように災害に立ち向かったのかを知ることができる。
『首都感染』や『首都崩壊』など、大規模災害に係る多数のヒット小説を生み出した、高嶋哲夫氏によるコロナ後を見据えた提言書。
この小説がほかと違うのは、建物被害や人的被害よりも、世界経済への影響を中心に描かれていること。本書に描かれている首都直下地震発生後(まだ本震は発生していない)の世界を知っておいて損はない。
コロナより多い年間死者2万のアスベスト被害を規制する法律がたった3時間の手抜き審議を経て成立したことはほとんど知られていないのではないか。
終の棲家を探そうとするときには、知力も体力も衰えているだろうから、元気なうちに予備知識として身に付けておくことをおススメしたい。
今回紹介する『老いのゆくえ』(中公新書)は、高齢者のリアルな生活実態を知り得る貴重な1冊。現在87歳の著者が82歳から86歳のときの世界が描かれている。
著者がコンピュータに精通していることに加え、長谷川 昭東北大学名誉教授(地震学)が小説の内容を検証していることが、ストーリー全体に説得力をもたらしている。
この小説がほかと違うのは、建物被害や人的被害よりも、世界経済への影響を中心に描かれていること。本書に描かれている首都直下地震発生後(まだ本震は発生していない)の世界を知っておいて損はない。
阪神・淡路大震災が発生して9年後に悪性胸膜中皮腫元警官がなくなったという事態もショッキングだが、少なくとも5人が労災や公務災害に認定されているという事実にも驚かされる。
エッセイスト岸本葉子著『ひとり老後、賢く楽しむ』文響社を読了。「住」について気になる記述が見られたので、ピックアップしておいた。
東京湾北部を震源とするマグニチュード7.9の直下型地震が発生。その30分後に房総沖を震源とするマグニチュード8.2のプレート型地震が関東一帯を襲うという過酷な想定で描かれた阿鼻叫喚の世界。