全日本不動産協会(略称:全日)は、1952年の宅地建物取引業法施行後まもなく設立された、不動産業界最古の歴史を誇る公益法人。
筆者は、同協会の東京都本部が発行している季刊誌『不動産東京』で、「知っておきたい世界の”住まい文化”」という見開き2ページの連載を執筆している。
不動産東京「2024年夏号」
7月に発行された夏号は、ポーランド編
ポーランド共和国は、国土のほとんどが緩やかな丘陵地帯。面積は約31.4万km2(日本の約5分の4)。人口は約3,768万人で、97%がポーランド人。
夏号には、首都ワルシャワの中心部に建つ高級高層集合住宅「コスモポリタン・トワルダ」(写真左側)とバルト海に面するグディニア市(約24万人)に建つ2棟が連結された高級高層集合住宅「シータワーズ」(写真右側)の2件を紹介。
紙面の都合で紹介できなかった物件のなかから、集合住宅3件をピックアップ。
スカイタワー(51階建て)
ポーランド西部にある第4の都市ヴロツワフ(人口約62万人)に建つ、超高層の複合建物(51階建て、2012年完成)。下層階がオフィス、28~48階が住居で総戸数184戸。49階には一般公開されている展望台がある。
Photo by Jacek Halicki.2015.CC BY-SA 4.0.
キャピタルタワー(25階建て)
ポーランド南東部の都市ジェシュフ(人口約20万人)の南北に流れるヴィスウォク川沿いに建つ高層集合住宅(25階建て、462戸、2021年完成)。
Photo by JPanek.2022.CC BY-SA 4.0.
トルワール住宅団地
ポーランドの首都ワルシャワ(人口約186万人)を南北に流れるヴィスワ川の近くに建つ団地。
直ぐ近くを走る高速道路からよく見える団地の屋上にPanasonicの看板設置されている。写真は2011年に撮影されたもの。Google Mapで確認すると、PRUDENTIAL(米国最大級の保険・金融サービス企業)の看板に付け替えられていた。
Photo by Adrian Grycuk.2011.CC BY-SA 3.0.
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