首都直下地震や長周期地震動、危ない街や自衛方法など、地震防災を解説した記事をまとめたページ。
※投稿22年7月21日(更新24年1月23日)
全般
首都直下地震
- 都の被害想定、首都直下地震の想定死者数を可視化
600人を超えるのは足立区、大田区、世田谷区。世田谷・大田区では火災による死者が多い。
- 首都直下地震、アスベストの健康被害想定は?
阪神・淡路大震災が発生して9年後に悪性胸膜中皮腫で元警官が亡くなったという事態もショッキングだが、少なくとも5人が労災や公務災害に認定されているという事実にも驚かされる。
長周期地震動
- 「長周期地震動」が超高層マンションの資産価値に影響を与える!?
新耐震であるか否かでマンションの資産価値が異なるのだから、「長周期地震動対策済みであるか否かでマンションの資産価値が異なる」と捉えるのが自然なのだが……。 - 長周期パルスの衝撃!NHKスペシャルを見て
NHKスペシャル「第1集 都市直下地震 新たな脅威 “長周期パルス”の衝撃」は、タワマン住人にとって文字通り衝撃的な内容だったのではないか。
地震保険
- 地震保険の世帯加入率の推移 ※適宜更新
宮城・熊本は、大地震を契機に加入率が増加。東京は #首都直下地震 が発生しないと加入率が増加しないのか。
- 巨大地震で保険金が減額される可能性!? 知っておきたいこと | スムログ
新築マンションの引き渡しを控え、地震保険をどうするか「迷ってます」さんからの質問への回答。 - 「新築マンションは地震保険に加入する」が合理的判断になるのだが…
首都直下地震は、30年以内に70%の確率で発生すると予想されている。新築マンションの寿命が30年以上あることを考えると……。 - 「地震保険世帯加入率」は低いのに、「耐震化率」は高い県はどこか?
沖縄県は「地震保険世帯加入率」が全国で2番目に低いのに、「耐震化率」は85.1%と高い。
危ない街
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2022年 危ない街50!「建物倒壊や延焼火災の危険度」ランキング(東京23区)
震災時に甚大な被害が想定される地域はどこか。震災時に被害リスクの高い地域は、マンション選びの候補地から外したい。 -
マン点流!見える化(震災時、ヤバい地域) | スムログ
荒川区は建物倒壊危険度、火災危険度、総合危険度ともダントツ。次いで墨田区・台東区・葛飾区・江戸川区・江東区といった城東地域に危険度の高い地域が集中している。 - 2017年 都内で防災・防犯に弱い地区(ヤバイ地区)は?
日ごろから犯罪の認知件数が多い地区は、首都直下地震の発生後にヤバイことにならないか……。 - 東京23区で旧耐震マンションが最も多い区は?
不動産経済研究所の調査(17年12月)では港区。東京都の調査(13年3月)では杉並区。 - あなたの街の震災時の危険度を知る!厳選サイト
「Google防災マップ」「液状化予測マップ(1都3県)」「地震に関する地域危険度測定調査結果(東京都)」など、あなたの街の震災時の危険度を知るためのサイトを6つご紹介。
自衛方法
- インストールしておくべきスマホの無料の防災アプリ(8選)
「Yahoo!防災速報」「goo防災アプリ」など、いざという時に備えて、事前にスマホに入れておいたほうがいい無料のアプリをまとめておいた。
- 震災時の必須アイテム(9選)
水、カセットコンロ・ガスボンベ、簡易トイレなど、余裕のあるときに、震災時の必須アイテムを準備しておきたい。 - トイレットペーパーを備蓄しょう!
4人家族が消費する1か月分トイレットペーパーの量は、一般的な市販品だとシングルで約15ロール、ダブルで約30ロールになる。でも、備蓄タイプのトイレットペーパーであれば芯がないので、約6ロールで済む。 - 全国各地の地盤情報を無料、1分で入手する方法
「ジャパン・レジリエンス・アワード2015」の最優秀レジリエンス賞を受賞した、「地盤安心マップ」を使って、地盤リスクを調べる方法をご紹介。 - 首都直下地震が起きる前に!木密地域に住んでいる人が身を守る方法とは
天災は忘れた頃にやってくる(寺田寅彦)。自分(家族)の身は自分で守ろう。
行政関係
国・東京都の対策
- 都内の住宅の耐震化率は92%(19年度末時点)、あと5年で耐震性能不足は解消できるのか?
耐震化が進んでいないのは、木造の戸建て(86.0%)と木造の共同住宅 (89.4%)。
- 南海トラフ地震の対策事業費38兆円!「『国難』をもたらす巨大災害対策」
土木学会は18年6月7日、「『国難』をもたらす巨大災害対策についての技術検討報告書」を公表。20年間の被害額を南海トラフ巨大地震1410兆円、首都直下地震778兆円と見積もった。国土強靱化計画をさらに強化するよう提言している。 - 国・都の縦割り!? 災害に強い首都「東京」形成ビジョン
水害対策は国交省、地震対策は都。
閣議決定
- 「タワマン災害時の対策」質問主意書を読む
柿沢未途 衆議院議員が19年2月14日に提出した質問主意書に対する答弁書が公開されたのでひも解いてみた。 - 質問主意書|横浜市の地震被害想定は古い、神奈川県と不整合
横浜市の地震被害想定は古いから、神奈川県の新しい地震被害想定と整合させるべきではないのかという指摘。これに対して、政府答弁は「必要な(必要に応じ)助言等を行ってまいりたい」と3回も繰り返している。 - 大規模地震発生後の復興財源「お答えすることは困難」(政府答弁)
気が遠くなるような巨額な被害額が想定されているのだが、そのための復興財源をどのように確保するのかについては、見たことがない。
本の紹介
ノンフィクション
- 『首都直下地震と南海トラフ』MdN新書
各章とも俳優の室井滋との対談で始まっているので取っ付きやすい。
- 磯田道史著『天災から日本史を読みなおす』(中公新書)
天災を勘定に入れて日本史を読み直す筆者の精力的な作業によって、災害から命を守る先人の知恵が浮かび上がる。歴史書としてもまた防災書としても読みごたえのある1冊。 - 『富士山噴火と南海トラフ』20XX年、国家存亡の危機
現在の富士山はかなりの量のマグマをため込んでいる。もしもそれが一気に噴出したら、そのときは貞観噴火や宝永噴火のように甚大な被害をもたらす大噴火になる可能性は否定できないという。 - 本の紹介|危ない地名!地名と災害に係る3冊
日本中どこに住んでいても、いつでも大規模な自然災害を被る可能性がある。
地名を侮ってはいけない。
小説
- 量子コンピュータが活躍!?『首都圏大震災』幻冬舎
小説の内容がリアルなだけに、どこまでが既に実現している技術で、どこからが未開発な技術なのか、その境界は素人には判断不能。 - 震災後の世界!『首都崩壊』幻冬舎
この小説がほかと違うのは、建物被害や人的被害よりも、世界経済への影響を中心に描かれていること。 - 近未来ノベル『東京大地震2023』(PHP文庫)
著者の柘植久慶氏(77歳)は、作家にして軍事評論家。学生時代にカタンガ国の傭兵隊の一員としてコンゴ動乱に参加するなど、特異な経験の持ち主。
ほか
- 防災対応マンション、登録・認定状況を可視化 ※適宜更新
東日本大震災でのマンション被害を踏まえ、大都市では行政による防災対応に係るマンション支援策として登録・認定制度が創設された。その後の状況を適宜フォローしていく。
- 倒壊・崩壊する危険性が高いマンション!実名が晒され、資産価値に影響…
東京都は18年3月29日、「耐震診断が義務付けられている建築物の耐震診断結果」を公表。マンションが実名入りで、評価結果が晒されている。資産価値に影響が……。