本の紹介
”定年本作家”勢古浩爾氏(70)の『定年バカ』SB新書(2017/11/7)を読了。「住宅ローンの繰り上げ返済は大切」という項目があったので、抜粋しておいた。
「オリンパス巨額粉飾事件」で逮捕された著者がモーレツ時代と「事件の真相」を実名で描いた『野村證券第2事業法人部』講談社( 2017/2/22)を読了。 モーレツ時代のエピソードはどれも読みごたえがあるのだが、「ウォーターフロント」と野村不動産のPROUDに…
訳あり物件に住み込む藤崎達也。 賃借人が死んだり事件事故が起きたりして、瑕疵の説明義務が生じた物件にあえて住む”瑕疵借り”を生業としている。
第2章で、「立地適正化計画」に触れられている。一般の人には馴染みのない言葉かもしれないが、郊外でマンション・戸建てを求めようとしている人にとって重要なキーワードだ。
庶民にとっては無縁の世界だが、日本の金融閉鎖性をかいま見ることができる良書。 野村證券に新卒入社した著者がキャリアアップを重ねてプライベートバンカーになっていく経緯は、若い世代にも読んでほしい。
中室牧子氏と津川友介氏の共著『「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法』ダイヤモンド社 (2017/2/17)を読了。 「因果関係」と「相関関係」を混同してしまっている人には必読の1冊。
日本経済を本当に再生するために残された時間は東京オリンピックまでのあと2年くらいしかないという。
「RCT(ランダム化比較試験)」や「集積分析」、「パネル・データ分析」など、ビッグデータを読み解くための最新のデータ分析手法が具体例とともに、文系人間にも分かりやすく解説されている。
日本が抱える多くの課題が2025年にどうなっているのか? 第1章に、マンション関連の未来が描かれていたので抜粋し、雑感を加えておいた。
だからどうだってこともないのだが、最近の「読了」ツイートを整理しておいた。 特に、杉山 暢達 (著)『証券会社がひた隠す米国債投資法』は、20・30代は必読(20代の頃の自分に教えてあげたかった!)
特にキョンキョンのファンというわけではないが、タイトルに「マンション」が含まれていたので読んでみた。
産経新聞社論説委員の河合雅司氏著『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)。「第1部 人口減少カレンダー」には、暗い未来が描かれている。
住宅評論家の櫻井幸雄著『買って得する都心の1LDK 借りるのは「負け組」』毎日新聞出版 (2017/7/26)。 マンションを購入するか否か悩んでいる独身者にとって、背中を一押してくれる1冊!?
ウソがつけなくなった永瀬は、営業成績が劇落ち。課長昇進どころか、クビ寸前のなかで、”正直不動産”として活路を見出す……
ベストセラー『23区格差』の著者池田利道氏の新著『23区大逆転』(NHK出版新書)2017/9/9を読了。 「港区バブル」がはじけ、「足立区の時代」がやってくるらしい。 もくじ タワーマンションの憂鬱 終の住まい選びは50代が理想 現象を追うな、構造を見ろ 本書…
住まいサーフィンを運営しているスタイルアクト社の代表取締役 沖 有人氏の新書『マンションは学区で選びなさい』を読了。 子どもの学校と資産性の高いマンション選びに関心の高い人にとっては、おススメの1冊。
投資国の賃貸収入を日本で申告しないで賃料をプールし、そのカネを現地国の高いレートの定期預金に移管する脱税手法があるという。
公益社団法人 全日本不動産協会が毎月、協会加盟会員向けに発行している『月刊不動産』に『ところ変われば住宅も変わる!? 世界の集合住宅を訪ねる』という記事を書いてきた。 同記事を待望の(?)電子書籍化!!
医師歴50年の臨床医、志賀貢先生のご著書『臨終医のないしょ話』を読了。 本書にも触れられていた、サ高住の倒産問題を整理しておこう。 サ高住選びは命に直結するので、マンション選び以上に慎重にならざるを得ない。
医師歴50年の臨床医、志賀貢先生のご著書『臨終、ここだけの話』)を読了。「第3章 『一人暮らしの臨終』をどう防ぐか?」のなかで紹介されていた悲惨な事例がとっても気になった。
2020年、過密都市東京の上空をジェット機が飛ぶ。 多くの都民から「何それ?」という反応が返ってきそうだ。 多くの人たちにこの「羽田新飛行ルート問題」を知っていただくために、ブログに投稿してきた記事を大幅に加筆修正して1冊に仕上げ8月4日、Kindle版…
フェイクニュースの見分け方を知ろうと思って読み始めたのだが、ブログを書く上で参考になる点も多々あった。 ブロガーにオススメの1冊。
東京の不動産は、いつ暴落するのか? リーマンショックのような大きなできごとがなくても、確実視されている未来のスケジュールのなかにも、東京の不動産価格を暴落へといざなうイベントや統計予測を見つけることができるという。
都民ファーストの会 東京都議団幹事長 音喜多 駿氏(1期)の新書『東京都の闇を暴く(新潮新書)』を読了。 世間で騒がれている豊洲問題よりも、”都議会の闇”に興味を持った。
マイナス金利の功罪や、長短金利操作付き量的・質的金融緩和の行く末を理解したくて読み始めたのだが、専門的な内容の多くが専門的に書かれているので、読みこなすのに苦労した。本書で触れられていた金融政策と住宅投資のくだりのみ、抜粋しておこう。
「不動産市場の未来予測本」というだけあって、「不動研住宅価格指数」と「不動産価格指数」の解説や、国が進めている「不動産総合データベース」の整備状況など、業界関係者にとっては押さえておきたい情報が盛りだくさん記されている。
著者は、家を買うことの本質は「投資」だと捉えている。FXと同じで、賭けに勝てる確率を考えたら、厳しいという。一方、賃貸だと、大家さんの都合で出ていかなければならないケースや、歳をとって一人暮らしをしている場合はなかなか新しく部屋を借りられな…
4月14日に発刊された『マンションは日本人を幸せにするか(集英社新書)』 榊淳司先生のご著書をアマゾンで購入。 マンション購入検討者だけでなく、幅広い読者層を意識した構成となっている。
工事費の見積もりを水増ししてくる業者、保険会社の出し渋り。悲惨な状況に追い詰められた著者に救いの手を差し伸べる『建築家』氏とK弁護士。 深刻な漏水事故、業者対応、裁判。あなたがこのような3つの事態に同時に巻き込まれる可能性は極めて低いだろう…
経済ジャーナリストととして、ときおりテレビでも見かける荻原博子氏の新書『生き返るマンション、死ぬマンション』(文春新書)。マンション管理組合の関係者には必読書だと思う。