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羽田新ルート|22年品川区長選挙、各候補者スタンス※適宜更新

任期満了に伴う品川区長選挙が実施される(告示9月25日、投開票10月2日)。

区議6期の石田秀男氏(自民・副幹事長、62歳)は7月19日、無所属で立候補すると表明(出馬前に離党し、自民の推薦を受ける)。

区議会で都市環境部長に羽田新ルートの答弁を丸投げしていた浜野健区長は既に不出馬を表明している。

羽田新ルートへの対応は、品川区長選挙の争点のひとつになるに違いない。各候補の羽田新ルートに係るスタンスを整理しておいた。

※投稿22年7月22日(更新22年11月27日)


もくじ

【石田秀男氏(自民推薦)】「賛成、致し方ない」

石田秀男議員
品川区議会 第2回定例会本会議(18年6月29日)より

石田秀男議員(自民党、区議6期、東海大学文学部卒、62歳)

 

品川区議会においても自公は羽田新ルート推進派。

自公はこれまで、羽田新ルート見直しなどに係る多くの請願・陳情を不採択(≒却下)、継続(≒棚ざらし)にしてきた。

21年は不採択4件・継続5件、22年は第1回定例会で不採択1件・継続4件、同年第2回定例会で不採択1件・継続6件

都心の上空を通る羽田空港の新飛行ルートの賛否を問うための住民投票条例案は20年12月25日、自民党、公明党議員らの反対で否決された。やりたい放題である。

その品川区議会自民党(12人)の副幹事長を務めるのが石田秀男氏である。

品川区議会会議録で石田秀男氏の羽田新ルートに係る発言を検索すると、10件以上ヒットする。石田秀男氏の考え方が最もよく表されているのは、7年前の行財政改革特別委員会(15年11月10日)での発言。

国策として羽田空港を強化していくことにつき、「私は賛成、致し方ない」というスタンス。少々長いが、以下引用する。

(前略)私は何度も言っているけれども、国策として今、観光客を2,000万人にしていく、そのために羽田空港を強化していく、このことは私は賛成、致し方ないという言葉を言っているつもりです

その中で、ゼロのものが、ここに1というものが音が出てくるということは、それはないものが音が発生するということは反対の人が多いのは当たり前のことだと思っています。だから、国交省にもしっかり説明をしてくださいと、それは理解を得る努力をしてくださいと。私は必ずそういうふうに言っているし、私は、総論賛成、各論反対というのは、おかしいと思っている。

これも何度も言っていることで、総論については賛成をしている、だけれども、ゼロが1になるということは反対が多い、だから、国交省にもしっかりその部分は理解を得るようにしてもらいたい、そういうふうに言っているつもりであって、反対が多いのは当たり前というのも言っているけれども、その一部を切り取ってそういうことをするのは、私は本当にマスコミ以下、全部の話を聞いているにもかかわらず、それをこういう場で、また支持者の前、区民の前で発言をする、それは自ら自分自身に問うていただいて、今ここで理解をしていただいたとするならば、自らそれを訂正する、区民に向かってもちゃんと説明をしてほしい。それが私は、議員の仕事だと思っている。

【参考】石田秀男氏の過去戦績など

石田秀男氏の区議6期の戦績を次図に示す。

定数40(89年以前は定数42)に対して10位前後を確保。得票数は3千票弱

石田秀男 品川区議(1期~6期選挙結果)
過去の選挙結果|品川区などを元に筆者作成

 

石田秀男氏の過去4回の得票率は2~3%(次図)。

品川区議選投票率と石田秀男 区議の得票率

(同上)

以上のように石田秀男氏の人気はズバ抜けているわけではない。

品川区の区長選挙が統一地方選挙(4月)の時期から外れた06年以降、明らかに投票率が下がってきていることが確認できる。事実上の浜野氏に対する信任投票と化した区長選は前々回(14年)過去最低の23.22%を記録。前回(18年)の区長選は羽田新ルートが争点になったこともあり、投票率が32.71%まで戻したものの、いまだ低い水準にとどまっている(次図)。

※06年以降統一地方選挙の時期から外れたのは、06年8月21日在任中の高橋久二品川区長(5期)の死去による。

【投票率の推移】品川区長選挙 vs 区市町村長選挙(統一分)

 

自民が推薦する石田秀男氏の対抗馬が勝つためには、対立候補の一本化に加え、投票率の底上げが必須であることは明かだろう。

【森澤恭子氏(無所属)】

※追記22年8月18日

森沢氏、区長選では羽田新ルートの争点隠し!?

森澤恭子氏
YouTube「品川区長選挙2002に向けての森沢きょうこの想い」(22年8月17日)より

森沢恭子都議は8月17日、品川区長選への出馬を表明。喫緊の課題への対応として羽田新飛行ルート対策を掲げたことを報じる朝日新聞。

品川区長選出馬 森沢都議が表明

(前略)現在2期目で無所属。重点政策に第2子以降の保育料無料化、小中一貫校による教育改革などを掲げた。喫緊の課題への対応として羽田新飛行ルート対策や物価高による家計支援などを挙げた。(以下略)

(朝日新聞 8月18日)

森沢氏の出馬表明を報じた毎日新聞(8月17日)には、羽田新ルートへの記載がない。

森沢氏のブログに8月17日に投稿された「9月25日告示、10月2日の品川区長選挙に向けて決意表明をしました!」を見てみると、どこにも「羽田」の文字が出てこない。

念のため森沢氏のYouTubeチャンネルにアップされた動画「品川区長選挙2002に向けての森沢きょうこの想い」(約6分)を視聴してみたが、羽田新ルートについては全く触れられていない。

朝日新聞の誤報の可能性は低いと考えれば、森沢氏が羽田新ルートの争点隠しをしているようにしか見えない。

羽田新ルート推進の黒歴史

品川区長選に出馬しようとする候補者でありながら、なぜこれほどまでに羽田新ルート問題に触れようとしないのか。

じつは、森沢氏は17年の都議会選挙で都民ファースト候補としてトップ当選を果たしている。ところが、19年1月に都民ファーストを離脱し、他の2名の都ファ議員(奥澤高広氏、斉藤れいな氏)と「無所属 東京みらい」を結成。21年の都議選では、斉藤れいな氏は落選、奥澤高広氏は不出馬となった。

このように森沢氏は、羽田新ルートを推進している都民ファーストに近い議員なのである。

このことが最も顕著に表れたのは、都議会の非公開の理事会で19年9月27日、共産党が上程した羽田新ルートの意見書案が自公・都ファ議員らと共に森沢議員も反対に回り却下された事案(都議会で闇に葬られた!? 羽田新ルートの意見書案)。

更に決定的なのは、森沢氏は都議会の都市整備委員会(19年3月20日)で、「羽田空港機能強化を推進し、東京の国際力向上に努めること」と断言したことである。

無所属東京みらいを代表しまして、意見を申し上げます。(中略)地域住民の安全・安心に十分配慮する対策並びに正確な情報の周知を国に求めながら、羽田空港機能強化を推進し、東京の国際力向上に努めること。また、羽田空港アクセス線の整備についても推進をしていくこと。(以下略)

※詳しくは、「羽田新ルートに係る「無所属 東京みらい」議員の発言実績(まとめ)

 

また、21年の都議選の際に、「羽田新飛行ルートの賛否を問う 品川区民投票を成功させる会」が品川区からの候補者を対象に実施したアンケートでは、森沢氏(無所属で立候補)は、区民投票条例の制定により区民の意思確認のための区民投票に対して、積極的ではない姿勢を示していた

  • 問1:区民投票条例案に対する私たち区民の試みを評価しますか?
    ⇒イ(評価する)
  • 問2:区民投票条例の制定により区民の意思確認のための区民投票を行うべきか?
    ⇒ハ(なんともいえない)
    品川区議会において決議された「品川上空を飛行する羽田新飛行ルート計画決定に関する決議」において、「国土交通省に対し、区民の不安払しょくにつながる効果的な対策の実施と、早急かつ具体的にルートの再考および固定化を避ける取り組みを示し、実行に移すことを強く求める」としており、民意が示されていると考えます。
  • 問3:羽田新飛行ルートの運用について、議会内外においてどのような立場で臨みますか?
    ⇒ハ(その他):住民皆さんの安全が置き去りになることがあってはならず、区民、都民の声を丁寧に聞いた上で不安の解消に努めるよう、都市整備委員会等で都に強く求めてきました。国は、飛行ルートの固定化回避に関して技術革新等を踏まえて検討を続けるとしていますが、検討を着実に進めることはもとより、より一層の騒音軽減策や落下物対策等に万全を期すよう、引き続き都に対して求めていきます

※詳しくは、「2021都議選|羽田新ルートに係るアンケート結果(品川区からの立候補予定者)

今回の区長選で羽田新ルートに対して曖昧戦略を取ったとしても、黒歴史を隠すことはできない。

羽田新ルートへのスタンスが曖昧な公約

※追記22年8月19日

森澤氏は8月18日22時52分、ブログに「品川区長選挙2022に向けて~重点政策6つの方針プラスα」を投稿。
「固定化回避を国へ要望」「区民アンケートを実施」を掲げた(次図)。

品川区長選挙2022に向けて~重点政策6つの方針プラスα

「固定化回避」とは、羽田新ルートによって現在騒音などの悪影響を受けている市民にとって、将来緩和されるかような幻想を抱かせる表現。羽田新ルートを推進している自公・都ファ議員にとって都合のいい表現である。

森沢氏は、「賛成か反対か、という議論で終えることなく」と、羽田新ルートへの賛否を明確にしないまま、曖昧なスタンス取り続けている。

はまの区政の継承と発展を進めていきます

※追記22年9月27日

森沢きょうこ氏の出陣式(9月26日@大井町駅)に駆け付けた濱野区長とのツーショット(写真)。

はまの区政の継承と発展を進めていきます!」と断言した森沢きょうこ氏。羽田新ルート問題を国に丸投げし、区議会答弁で逃げ回っていた濱野区長の姿勢も継承するのだろうか……。

森沢 きょうこ「はまの区政の継承と発展を進めていきます」
はまの健品川区長も!継承と発展 - 森沢きょうこ

【西本貴子氏(無所属)】

※追記22年9月3日

西本たか子 議員
品川区議会 22年第2回定例会(22年6月24日)より

西本たか子氏(無所属、区議5期、東京農工大卒、61歳)

西本たか子氏は9月2日の出馬表明で「羽田新ルートについては撤回を国に求めていくとした」。

(前略)西本氏は記者会見で「現区長の引退は区の大きな分岐点になる。この機会をどう捉えるか、区民一人一人に伝えないといけない」と出馬を決意した理由を説明。区議を5期務めた経験から「行政のトップダウン式ではなく、区民の問題解決というボトムアップの視点から政策を行える」と強調。区職員の意識改革などを政策に挙げた。羽田新ルートについては撤回を国に求めていくとした。(以下略)

(毎日新聞 22年9月3日)

残念な黒歴史

出馬表明で「羽田空港新ルート撤回」を掲げた西本氏ではあるが、残念な黒歴史を忘れてはならない。

ひとつは、18年7月30日の建設委員会において新飛行ルート見直しなどを求める陳情2件に対して採択(賛成)ではなく、自公とともに「継続」(反対)票を投じたことだ。
※詳しくは、「羽田新ルート|品川区議会で不可解な投票行動」参照。

もうひとつは、前回の区長選で東京青年会議所品川区委員会主催の「品川区長選の公開討論会」を浜野健氏(現区長)とともに参加しなかったことだ。品川区民は候補者3名の政治姿勢を生の声を通じて知る権利を奪われる結果となった。

来年4月の区議選に向けて、今回も区長選出馬でブースト!?

4期目の区議選(15年)の当選順位は40人中39位とじり貧状態であった。ところが、前回の区長選(18年)の落選を経て、5期目の区議選(19年)では、当選順位は16位まで回復(次図)。区長選出馬による区議選へのブースト効果は大きいことが読み取れる。

西本貴子 品川区議(1期~5期選挙結果)

たとえ今回の区長選に落選したとしても、来年4月に実施される区議選の宣伝も兼ねていると考えれば、本人にとっては失うものよりも得るもののほうが多いのではないか。

【山本康行氏(無所属)】羽田新ルート反対

※追記22年9月3日

山本康行氏(無所属)
松原仁衆院議員 Twitter9月2日より

山本康行氏(元三菱UFJ銀行員、東大卒、46歳)

山本康行氏は9月2日の出馬表明で「羽田新ルートや駅前の大規模再開発などの是非について住民投票を実施する方針を示した」。

山本氏は8月末に21年間勤めた大手銀行を辞め、政治団体「品川の未来を考える会」の代表幹事を務めている。記者会見で「子育て、住みやすさでナンバーワンの町にしたい」と述べた。区民の声を聞く区政▽情報公開▽区政改革――の三つの方針を掲げ、「地元の声を国や都政に届けたい」として羽田新ルートや駅前の大規模再開発などの是非について住民投票を実施する方針を示した

(毎日新聞 22年9月3日)

山本康行氏は、羽田新ルートの是非について住民投票を実施する方針を示したが、新ルートの見直しや撤回を示しているわけではない。

会見には立憲民主の松原仁衆院議員が「個人として応援したい」と同席した(東京新聞 2年9月3日)。

※追記22年9月19日

山本やすゆき氏は9月18日、YouTube「品川区長選挙 10.2 挑戦」で羽田新ルート反対を明言した。

(略)私はこの羽田新ルート反対です。区民投票を実現して、皆様の声を集めて、これを、見直しを国に迫っていきたい。私はそのように考えています 。

【村川浩一氏(共産推薦)】「羽田新ルートとめる」

※追記22年9月10日

村川浩一氏

なかつか亮氏 (共産党品川区議会議員)Twitter9月10日より

村川浩一氏(元日本社会事業大学大学院教授、慶應経済卒、75歳)

社会福祉が専門の元大学教授・村川浩一氏は9月9日、無所属(共産推薦)で品川区長選への立候補を表明。

品川区長選に村川氏出馬へ 元大学教授共産推薦

品川区長選(25日告示、10月2日投開票)に、元大学教授の村川浩一氏(75)=共産推薦=が9日、無所属で立候補すると表明した。区内で会見し、「現在の区政を根本的に転換していく」と語った。区長選への立候補表明は5人目。
同区出身の村川氏は、社会福祉が専門で日本社会事業大学教授などを歴任。
「福祉、教育、環境を最優先にしていく」と述べた。(以下略)

(朝日新聞 9月10日)

村川氏の新著は「ポストコロナ時代の高齢者ケア―2025地域包括ケア転換期に立って」第一法規 (2021/4/30)

 

記者会見で配布された資料には、「羽田新ルートとめる」が3番目に掲げられている。

品川に福祉の心をとりもどす
”福祉の専門家”村川ひろかずの6つの柱

  • ①福祉・教育・環境が最優先の品川区に
  • ②新型コロナから命を守る。
     医療・保健所体制の強化
  • 羽田新ルートとめる。
     ごまかしの固定化回避ではなく、国に撤回を迫る
  • ④住民追い出しの再開発一道路はストップ。
     住民が主人公のまちづくり
  • ⑤黒塗り区政からの脱却。
     徹底した情報公開と住民参加の区政に
  • ⑥憲法と地方自治がいきる、
     非核平和都市宣言にふさわしい品川区に

【大西光広氏(諸派)】曖昧戦略 ※再選挙/不出馬

※追記22年9月13日

大西光広氏
大西光広氏(元品川区議、法政大学卒、65歳)

元品川区議の大西氏は9月12日、区長選への出馬を表明。同区長選の立候補表明は6人目。

品川区長選 政治団体代表の大西氏出馬表明

任期満了に伴う品川区長選(25日告示、10月2日投開票)で、政治団体「品川に維新を起こす会」代表の元区議、大西光広氏(65)が12日に記者会見し、立候補する意向を表明した。

大西氏は北九州市出身で、法政大学卒業後、郵船航空サービス(現・郵船ロジスティクス)に就職。2003年から品川区議を3期務め、JR大井町駅周辺の放置自転車問題に取り組み駐輪場の設置を実現させたという。プロポーザル方式を用いた税金投入ゼロの庁舎建て替えや区長退職金の撤廃、区立小中学校の給食費無償化などを政策に掲げている。(以下略)

(毎日新聞 9月3日)

 

毎日新聞の記事では「2003年から品川区議を3期務め」とされている(東京新聞・朝日新聞9月3日も同様)。品川区HPに掲載されている「過去の選挙結果」によれば、2007年の定員40人に対して48位で落選した後、2010年の補欠選挙で当選(2位/2枠)しているから、「3期」という表現は必ずしも間違いではない(次図)。

大西光広氏 品川区議選(結果)

 

大西氏の顔写真入りの「品川に維新を起こす会」のホームページが開設されているが、トップページ以外は未完成。ドメインの登録年月日を調べることができるWhoisで見てみると、同ホームページの開設日は9月1日。まだ2週間も経っていない。区長選にバタバタと参入した感が否めない。

既に5人が立候補しているところに、6人目として参入して勝算はあるのだろうか。これでは来年4月の区議選に向けての選挙活動とみられても致し方ないだろう。

※追記22年9月26日

「品川に維新を起こす会」のホームページに「④ 羽田新ルート変更政策」として、「羽田新ルートについてより具体的な代替案を示し、現在の本多健信議長に再び全会一致で議会をまとめて頂き、区長と連名で国に意見書を提出します」にして記載された。

賛否を曖昧にしていることから、羽田新ルート問題に関しては自公の補完勢力と言われてもしかたないだろう。

【追記】羽田問題解決プロジェクト代表の見解

※追記22年9月19日

羽田問題解決プロジェクトの大村究代表は9月19日、「品川区長選挙と品川区議補欠選挙についての見解と呼びかけ」を発表。

  • 品川区長選挙
    1枠しかない区長選挙において何としても羽田新ルートに異を唱える区長の実現を第一優先に考え、山本康行氏(無所属)への応援を呼びかけるとしている。
  • 区議補欠選挙
    現時点で区民投票条例に賛成が確認できている候補予定者である次の3名への応援を呼びかけるとしている。
    • 松永よしひろ氏(立憲)、稲垣たか子氏(生活者ネット)、土田英夫氏(共産)

なお、いずれも大村究代表の見解と呼びかけであり、同プロジェクトに参加している個人それぞれを拘束するものではないとしている。

候補者のポジショニング(まとめ)

※追記22年9月26日

公約だけでなく、過去の発言・投票行動などを踏まえ、羽田新ルートに係る各候補者のポジショニングを可視化した(次図)。

2022品川区長選、羽田新ルートに係る候補者のポジショニング

雑感

※追記22年9月13日

過去に品川区議を2期(途中1回の落選を挟む)務めたことがある大西氏が出馬表明したことで、候補者は合計6人。

これから新たに参入してくる区長選候補者は、来年4月の区議選に向けた選挙活動の一環と見たほうがいいのかも。

※いずれの候補も「有効投票数の4分の1」以上を獲得できなかった場合には、「再選挙」となる。⇒「再選挙ってなに?|NHK選挙WEB」参照。

※追記22年9月10日

村川氏(共産推薦)が出馬表明したことで、候補者は合計5人。

共産党としては候補者を出さざるを得なかったのだろうが、候補者が増えたことで、組織票に支えられた区議6期の石田秀男氏(自民・副幹事長、62歳)の当選確率はさらに高まったのではないか。

※追記22年9月3日

組織票に支えられた区議6期の石田秀男氏(自民・副幹事長、62歳)に対して、3人の候補が乱立したことで、石田秀男氏の当選はほぼ決まり。4年前がまさにそうだった(次図)。

2018品川区長選挙の開票結果_午後11時45分確定(開票率100%)
品川区長選挙の開票速報・結果(2018年9月30日)」より

羽田新ルート 見直し・反対派に残された道は、イノッチ(井ノ原快彦氏)のような著名人を担ぎ圧勝するかないのではないか。

 

※追記22年8月19日

組織票に支えられた区議6期の石田秀男氏(自民・副幹事長、62歳)vs 都議2期(1期目トップ・2期目2位当選)の森沢恭子氏(43)。

上述のように、森沢氏は過去に羽田新ルート推進の立場を取っていた黒歴史がある残念な候補だ。どこまで羽田新ルート反対・見直し派の心を捉えられるかが勝敗を左右するのではないか……。

【追記】再選挙/候補者のポジショニング

※追記22年11月27日

再選挙(12月4日投開票)で新たに出馬した石田慎吾氏(国民民主党推薦)を含めた羽田新ルートに係る各候補者のポジショニングを可視化した(次図)。

2022品川区長【再選挙】羽田新ルートに係る候補者のポジショニング

※石田慎氏(国民民主推薦)の羽田新ルートに係るスタンス詳細については、「2022品川区長選挙【再選挙】石田慎吾氏の出馬で再々選挙!? 」参照。

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