羽田新ルートが争点となった品川区長選挙(9月30日投開票)の開票速報と結果を随時取りまとめる。
※10月1日更新
区長候補(3名)
- さとう 裕彦【羽田新ルート撤回】
野党4党(立憲・共産・自由、都民F)推薦
(60歳、無所属、元都議6期、慶大法卒) - 西本 たか子【羽田新ルート撤回】
(57歳、無所属、区議4期、東京農工大卒) - はまの 健【羽田新ルート容認】
自公推薦
(71歳、無所属、区長3期、早大政経学部卒)
期日前投票率(前回、前々回との比較)
期日前投票率は前回の1.86倍。
今回の選挙に対する区民の関心の高さの表れなのか、台風24号の影響なのかは不明。
「『期日前投票状況について』品川区」から作成
当日投票率(時刻別推移)
今回の最終投票率(32.71%)は、前々回(31.75%)を若干上回った。
開票結果:浜野健氏当選
羽田新ルートを「容認」している浜野健氏が当選(次図)。
「撤回」を掲げていた佐藤裕彦氏は浜野氏の4分の3にとどまった。
「容認」派と「撤回」派との差は3,882票。浜野氏は西本氏に足を向けて寝られない結果となった。
今回の区長選での浜野氏の得票率(=得票数÷投票総数)は5割(47.3%)に迫ったが、絶対得票率(=得票数÷有権者数)は15.5%にとどまった(次図)。
前回、前々回と同様、今回も投票率(32.7%)が低かったため、自公の固い組織票に支えられて当選した可能性が高い。
投票所に足を運ばなかった7割近い人は、1年後に上空を低空飛行する事態に直面し何を思うのだろうか……。
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