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品川区長選挙の開票速報・結果(2018年9月30日)

羽田新ルートが争点となった品川区長選挙(9月30日投開票)の開票速報と結果を随時取りまとめる。

※10月1日更新


もくじ

区長候補(3名)

  • さとう 裕彦【羽田新ルート撤回
    野党4党(立憲・共産・自由、都民F)推薦
    (60歳、無所属、元都議6期、慶大法卒)
  • 西本 たか子【羽田新ルート撤回
    (57歳、無所属、区議4期、東京農工大卒)
  • はまの 健【羽田新ルート容認
    自公推薦
    (71歳、無所属、区長3期、早大政経学部卒)

期日前投票率(前回、前々回との比較)

期日前投票率は前回の1.86倍。

今回の選挙に対する区民の関心の高さの表れなのか、台風24号の影響なのかは不明。

品川区長選挙の期日前投票率(9月30日現在)
(データ出所:2010・20142018

2018品川区長選挙の期日前投票率(累計)
『期日前投票状況について』品川区」から作成

当日投票率(時刻別推移)

今回の最終投票率(32.71%)は、前々回(31.75%)を若干上回った。

品川区長選挙の投票率(時刻別推移)

開票結果:浜野健氏当選

羽田新ルートを「容認」している浜野健氏が当選(次図)。
「撤回」を掲げていた佐藤裕彦氏は浜野氏の4分の3にとどまった。
「容認」派と「撤回」派との差は3,882票。浜野氏は西本氏に足を向けて寝られない結果となった

2018品川区長選挙の開票結果_午後11時45分確定(開票率100%)

 

今回の区長選での浜野氏の得票率(=得票数÷投票総数)は5割(47.3%)に迫ったが、絶対得票率(=得票数÷有権者数)は15.5%にとどまった(次図)。

前回、前々回と同様、今回も投票率(32.7%)が低かったため、自公の固い組織票に支えられて当選した可能性が高い。

浜野氏の得票数等(1期~4期選挙結果)

投票所に足を運ばなかった7割近い人は、1年後に上空を低空飛行する事態に直面し何を思うのだろうか……。

 

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