10月2日に投開票された品川区長選挙では、立候補した6人がいずれも法定得票(有効投票総数の4分の1以上)に届かず再選挙となった(2022品川区長選挙の結果)。
羽田新ルートが争点となっている品川区長選挙【再選挙】(12月4日投開票)の開票速報と結果を随時取りまとめる。
※投稿22年11月16日(更新22年12月5日)
区長候補
※以下、10月2日選挙の得票順
- 森沢きょうこ【羽田新ルート容認】※出馬
(無所属、都議2期、元日テレ報道記者、慶應政治学科卒、43歳) - 石田ひでお【羽田新ルート容認】自民推薦※出馬表明済11月24日
(自民党、区議6期、東海大学文学部卒、62歳) - 山本康行【羽田新ルート反対】※出馬表明済11月7日
(元三菱UFJ銀行員、東大卒、46歳) - 村川ひろかず【羽田新ルート反対】共産推薦※出馬表明済11月14日
(元日本社会事業大学大学院教授、慶應経済卒、75歳) - 西本たか子【羽田新ルート反対】※出馬表明済11月15日
(無所属、区議5期、東京農工大卒、61歳) - おおにし光広【羽田新ルート曖昧】※不出馬表明済11月4日
(元品川区議、法政大学卒、65歳) - 石田慎吾氏【羽田新ルート曖昧】※出馬表明済11月24日
(元区議3期、川合孝典参議院議員公設秘書、サンタモニカ大卒、43歳)
※「反対」「容認」「曖昧」については、筆者の観測結果による。詳細は文末「あわせて読みたい」の記事「羽田新ルート|22年品川区長選挙、各候補者スタンス」参照。
期日前投票率(過去との比較)
2010年以降の期日前投票率の比較を次図に示す。
期日前投票率の推移につき、前回との比較を次図に示す。
(同上)
投票率(時刻別推移)
投票率の時刻別推移を次図に示す。
(同上)
【参考】年代別の投票率(18年品川区長選挙)
20代~40代の投票率が上がれば、選挙結果に大きく影響を与えることになるのだが……。
※年代別の「当日有権者数」が公開されていないので、外国人を含む人口(品川区「住民基本台帳による町丁目別および男女・年齢別人口」2018年10月1日現在)を元に上図を作成した。品川区における外国人の割合は3%程度(「住民基本台帳による世帯と人口」(22年11月1日現在)日本人390,733人、外国人13,609人)なので無視できる。
開票結果:森沢きょうこ氏の圧勝
開票結果を次図に示す。
森沢きょうこ氏の得票数(40,695票)は、羽田新ルート反対派(3人)の合計得票数(38,482票)を2,213票上回る圧勝であった(次図)。
森沢氏だけが1回目よりも得票数を伸ばした(次図)。
品川区長選挙の得票数等の推移を次図に示す。
濱野 前区長2期以降、絶対得票率は漸減傾向を見せている。
【参考】品川区議補欠選挙(12月4日)開票結果
同日実施された品川区議補欠選挙の開票結果を次図に示す。
候補者7名のうち当選を果たしたのは、沢田えみこ氏(自民)といながき孝子氏(生活者ネット)の2名。
2回目で当選したいながき孝子氏(生活者ネット)の得票数は、1回目よりも4,448票増加した(次図)。
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