今年話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」の候補が11月7日発表された。
次の30語がエントリーされている。
あおり運転/悪質タックル/eスポーツ/(大迫)半端ないって/おっさんずラブ/GAFA(ガーファ)/仮想通貨/ダークウェブ/金足農旋風/カメ止め/君たちはどう生きるか/筋肉は裏切らない/グレイヘア/計画運休/高プロ(高度プロフェッショナル制度)/ご飯論法/災害級の暑さ/時短ハラスメント(ジタハラ)/首相案件/翔タイム/スーパーボランティア/そだねー/ダサかっこいい/U.S.A/Tik Tok/なおみ節/奈良判定/ひょっこりはん/ブラックアウト/ボーっと生きてんじゃねーよ!/#MeToo/もぐもぐタイム
この中から大賞・トップテンが選ばれる。
2018年の「流行語大賞【マンション編】」の候補は次の10件。筆者が独断で選んだ。
免震データ改ざん
油圧機器メーカーのKYBは18年10月16日、建物の免震・制振装置で性能検査記録データを改ざんしていたと発表した。
羽田新ルート
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港の国際線発着回数を増やすため、都心上空を飛行する羽田新ルート計画。 羽田新ルート周辺の多くの住民が落下物・墜落事故の危険リスクや騒音などの影響を受けることになるのだが、このあたりの問題はあまり共有化されていないのではないか。
100年マンション
不動産コンサルタント長嶋修氏の著書『100年マンション 資産になる住まいの育てかた』が話題に。
⇒『100年マンション 資産になる住まいの育てかた』日経プレミアシリーズ
瑕疵借り
『千里眼』や『催眠』シリーズなどのミリオンセラー作家、松岡圭祐の書下ろし講談社文庫のタイトル『瑕疵借り』。
チャイビー・ショック
観光庁の6月1日付の「違法物件に係る予約の取扱いについて通知」を受け、届出番号が入力されていない民泊が6月2日にAirbnbサイトから一斉に非掲載となったのだ「エアビーショック」。中国系民泊仲介サイトも同様に一斉に非掲載となったので、「チャイビー・ショック」。
⇒チャイビー・ショック!中国系民泊仲介サイト「途家」の登録件数が1夜でゼロに
次世代ヴィンテージ
ビンテージマンションといえば、「広尾ガーデンヒルズ」や「センチュリーパークタワー」が有名。今後ビンテージになっていく可能性のあるマンションは――。
AI搭載マンション
日本初のAI搭載マンションが港区芝に完成。
入居者それぞれに最適な生活環境を、AIが作り出すという。AIマンションは今後、日本で普及していくのか、あるいは一過性で終わるのか……。
マンション建替士
マンション建替推進協会は11月18日に7都市で、初のマンション建替士の資格試験を実施する。
「マンション建替士」創設で今後、建て替えは促進するのか……。
要届出マンション
都の有識者検討会は7月18日、「東京における分譲マンションの適正な管理の促進に向けた制度の基本的な枠組み 素案(案)」を提示。
そのなかで「要届出マンション」という用語が登場!
建トレ
国交省は5月17日、いつでもどこでも無料で受講可能な映像研修プログラム「建設技能トレーニングプログラム」(建トレ)を公開。
【結果追記 11月13日】
※ツイッターのアンケート結果(4択)による
過去の受賞語
第1位のみ列挙すると次のとおりである。