Airbnbの国内登録件数が一夜で4万件(76%)も激減したことは既に記した(全国Airbnb登録件数、1日で4万件(▲76%)減少)。
また、中国系民泊仲介サイトの大手「自在客」の登録件数が6月11日を境に激減したことも記した(中国系民泊仲介サイトの登録件数も激減)。
本日お伝えするのは、中国系民泊仲介サイトの大手「途家」の登録件数が1夜でゼロになったという衝撃の事実。
「途家」の登録件数が1夜でゼロ
「途家(トゥージァ)」にアクセスし、「東京」で検索すると、該当する部屋がゼロである旨が表示される(次図)。
很抱歉,暂时没有符合您要求的房屋,您可以更改条件重新搜索
(申し訳ありませんが、お客様の要件を満たす家屋はありません。条件を変更して再度検索することができます)
「大阪」や「京都」で検索しても同様、該当する部屋はゼロだ。
東京・大阪・京都で「途家」に登録されていた物件数は、昨日(6月14日)の3,496件から今朝(6月15日)ゼロになったのである。
これで、台湾のAsiayoを含む中国系大手民泊仲介サイトのすべてが、違法民泊を非表示にしたことになる(次図)。
チャイビー・ショック
マスメディアは、観光庁の6月1日付の「違法物件に係る予約の取扱いについて通知」を受け、届出番号が入力されていない民泊が6月2日にAirbnbサイトから一斉に非掲載となった「エアビーショック」を報じている。
でも、マスメディはまだ、中国系民泊仲介サイト・ショック(「チャイビー・ショック」と呼ぶことにする)を報じていない。
行き場を失った「民泊難民」は、どこに行くのか……。