2014ユーキャン新語・流行語の年間大賞には、女性お笑いコンビ日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」の2つが選ばれた。
では、マンション選びに係る流行語、今年はどのようなものか?
この1年のブログ記事を振り返って、筆者の独断で選んだのは以下の5件。
第1位:マンション市場縮小
マンション市場縮小 衝撃のアニメーションで可視化したように、少子高齢化によって新築マンション市場が確実に縮小に向かっている。
10年後に世帯数が減少に転じるというのに、そんなことはお構いなしに、首都圏(1都3県)では新築マンションがドンドン供給されている。マンション市場の縮小は、新築マンション供給過剰問題を生み出している。
第2位:老朽化マンション
老朽化マンションの建替え問題 敷地一杯に建てられた、最近のマンションの行く末を憂う
容積率に余裕がある老朽化マンションの場合は、建替えで増えた戸数を売却することで住民負担が減らせるので、まだ建て替えがしやすい。
でも、郊外の狭い敷地に一杯に建てられた、最近のマンションは建て替えが難しく、将来スラム化することが懸念される。
第3位:街中の限界集落
都心では高齢者が5割を超える都営住宅が出現し、自治会も高齢化、孤独死防止が難しい。高齢者世帯が多い郊外のマンションも人口減少で買い手がつかず、空き家が増えているという。
このままでは財源不足から行政サービスは追いつかず、都会の限界集落があちこちでスラム化する近未来が待っていると「今、そこにある危機」に警鐘を鳴らしているのだが――。
第4位:猫つきマンション
よく見かける「ペット可」マンションではなく、家具付きマンションのように「猫が一匹付いてくる」マンション。
殺処分ゼロを目指し、保健所や動物愛護センターなどから猫を引取り、猫カフェ型開放型シェルターを拠点に、飼育希望の方に譲渡する活動しているNPO法人東京キャットガーディアンが「展開している。
第5位:住宅エコポイント
省エネ住宅の新築や改装を促進するために民主党政権時代に創設された、金券(商品券・プリペイドカード)バラマキ制度が、再び始まろうとしている。
(本日、マンション広告なし)