羽田新ルートに関連しそうな契約情報につき、3つの段階(発注予定、入札公告、入札結果)に分けて整理しておいた。
※投稿23年2月15日(更新23年5月31日:NEW)
1.発注予定(見通し)段階
情報源
衛星航法サービス高度化に対応した進入方式の設計資料作成調査
(航空局 管制課/管制技術課)発表23年4月12日
- 入札予定時期:第1四半期
- 履行期間:11か月
- 業務概要
- SBASを利用したLP/LPV進入方式を展開するため空港毎にLP/LPV進入方式の導入に必要な調査、設計を実施するもの
測位衛星を活用した新たな進入方式に係る運航基準の策定に関する調査
(航空局 安全政策課)発表23年4月12日
- 入札予定時期:第2四半期
- 履行期間:8か月
- 業務概要
- 測位衛星を活用した新たな進入方式の導入が諸外国において進められており、ICAOにおいても、測位衛星を活用した飛行方式に関する最新のガイドラインが令和3年に策定される見込みとなっていることから、ICAOにおける検討内容及び欧米等における基準策定・導入状況を調査し、我が国の運航基準の策定について検討を行う。
2.入札公告の段階
情報源
東京国際空港周辺航空機騒音測定局2式の更新(製造・調整)
入札公告(東京航空局)23年5月25日
提出期限 23年7月21日11時00分
履行期間:契約締結日の翌日から24年2月29日まで
※一般競争入札
履行内容等は入札説明書及び仕様書による(未公開)。
東京国際空港周辺航空機騒音実態調査
入札公告(東京航空局)23年5月22日
提出期限 23年6月21日13時30分
履行期間:契約締結日の翌日から24年3月22日まで
※一般競争入札
発注概要:
- 本調査は、東京国際空港周辺(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県内)における航空機騒音の発生状況の実態を把握し、今後の環境対策及び地域への情報提供のための基礎資料とするため、東京国際空港周辺において航空機騒音の短期的な測定を実施するものである。
【調査内容】
- 測定回数は年2回、測定日数は連続する7日間、測定地点は25箇所とし、測定地点ごとに WECPNL、Lden 値を算出した上、分析する。
住宅騒音防止工事における標準工事費等調査 ※NEW
【再公告】入札公告(航空局)23年5月30日
提出期限 23年7月11日10時00分
履行期間:契約締結日の翌日から24年1月31日まで
※元公告との違いは、日付だけ。
入札公告(航空局)23年5月19日
提出期限 23年6月19日10時00分
履行期間:契約締結日の翌日から23年12月15日まで
※一般競争入札
業務内容等は別紙仕様書による(未公開)。
羽田空港機能強化に係る情報提供・意見把握検討等業務
入札公告(航空局)23年2月15日
提出期限 23年3月27日17時00分
履行期間:契約締結日の翌日から24年3月31日まで
※企画競争
本業務は、令和2年3月29日より羽田空港において運用が開始された新飛行経路の運用状況や、騒音・落下物対策に関する国の取組み及び羽田空港そのものの経済的重要性や機能強化のメリット等について、各種広告媒体を通じた情報提供を行うとともに、主に新飛行経路下の住の意見把握を行うものである。
【参考メモ】
この業務は過去6年連続、企画競争を経て随意契約で博報堂が受注している。6年間の契約金額は総額16.8億円になる(次表)。
※情報開示請求によって解明された「羽田空港機能強化に係る情報提供・意見把握検討等業務」の記事もご参照。
- 解明!20年度【決裁文書編】、【報告書編】
- 解明!21年度「羽田空港機能強化に係る情報提供・意見把握検討等業務」2.5億円
- 解明!22年度「羽田空港機能強化に係る情報提供・意見把握検討等業務」2.4億円
3.入札結果の段階
情報源
※以下、公告日の新しい順。
※未定
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