不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、不動産(マンション購入・賃貸)に係る分析記事を提供しているブログメディア


なぜ国交省東京航空局の競争入札案件にも「再公告」があるのか

国交省航空局の入札公告で最近「再公告」が並んでいる不可思議な状況については、先日のブログに記した(なぜ国交省航空局の競争入札案件で「再公告」が多いのか)。

じつは、国交省東京航空局(国交省の地方支分部局)の入札公告にも「再公告」があることに気が付いた。

※以下、備忘録として整理しておく。

※投稿2月23日(追記2月26日


もくじ

国交省東京航空局の入札公告にも「再公告」4件

国交省東京航空局の入札公告一覧を眺めていて、2月22日に再公告となった件名が表示されていることに気が付いた(次図)。

国交省東京航空局の入札公告一覧

いまいちど、2月22日現在公開されている入札公告49件をチェックしてみると、下記4件が再公告となっていることが確認できる。

  • 【再度公告】利尻空港外1空港RAG空港用ITV装置更新工事
  • 【再度公告】東京国際空港環八付近外1カ所警備システム更新工事実施設計 
  • 【再度公告】ノートパソコン他5点の購入
  • 【再度公告】令和3年度東京航空局宅配業務(単価契約)

 

なぜ、これら4件は再公告となったのか?

元の「公告」と「再公告」で何が変わったのか確認してみた。

なぜ、国交省航空局4件は「再公告」となったのか

以下、4件につきひも解く。

利尻空港外1空港RAG空港用ITV装置更新工事

元の「公告」と「再公告」に記載されている文章を読み比べてみたが、日付以外に変更された箇所は特に見当たらない。

元の公告(公告日2月5日)の入札締め切り(2月22日14時)までに応札者が出てこなかったので、急きょ同日に再公告を出したということなのだろうか。

ちなみに、本件だけは他の3件と異なり、「取消公告」を出した日に再公告を出している(次図)。なぜ、わざわざ「取消公告」を出したのか(「工事」だとそのような手続きが必要なのか?)。

利尻空港外1空港RAG空港用ITV装置更新工事_取消公告

 

※21年2月26日追記

「工事」だけでなく、「建設コンサルタント等」においても「取消公告」が確認された(次図)。

東京国際空港23ILS更新整備外3件基本設計

東京国際空港環八付近外1カ所警備システム更新工事実施設計

元の「公告」と「再公告」との違いは、履行期間である(次図、次々図)。

  • 公告:令和3年8月27日まで
  • 再公告:令和3年9月14日まで

東京国際空港環八付近外1カ所警備システム更新工事実施設計_元の公告東京国際空港環八付近外1カ所警備システム更新工事実施設計_再公告


本件は東京国際空港に設置されている警備システムの老朽化に伴う更新を実施するための設計業務。なぜ、業務完了日を18日間延伸したのだろうか。

ノートパソコン他5点の購入

元の「公告」と「再公告」と文言の違いは特に見当たらない。

ただ、「再公告」のほうは、一部の文章が朱書きになっている(次図)。

ノートパソコン他5点の購入_再公告


ひょっとして、応札者が朱書きを見落として失格になったのだろうか。

令和3年度東京航空局宅配業務(単価契約)

元の「公告」と「再公告」と文言の違いは特に見当たらない。

ひょっとして、超多忙な宅配業者から相手にされなかったのだろうか。

雑感

なぜ国交省航空局だけでなく、国交省東京航空局の競争入札案件にも「再公告」があるのか。

入札締め切り時刻までに手を上げる事業者が出てこなかった(2件)、事業者が公告文書を見誤って失格になった(1件)、履行期間を延伸するため(1件)などが考えられるが、いずれも推測の域を出ていない。

国交省航空局のように胡散臭い再公告と違って、国交省東京航空局(国交省の地方支分部局)の再公告は真摯に対応した結果の表れということなのか。

あわせて読みたい

2020年6月1日、このブログ開設から16周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.