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羽田新ルート|#クソ国交省オブザイヤー2019

「桜を見る会」名簿シュレッダー廃棄に係る官僚答弁。ウソはついていないが、誰が聞いても無理のある論理を展開している。

忖度官僚の行為がこれほど極端に可視化してはいないが、羽田新ルートに係る国交省の行為も忖度にはあふれている。この1年間のブログ記事のなかから、筆者の独断で「#クソ国交省オブザイヤー2019」を10件選出。


  • 1位:羽田新ルート|石井大臣「地元の理解が得られた」

    石井大臣

    市民団体や衆院議員から国交大臣への見直し要請が活発化するなか、品川区や渋谷区の議会から反対の決議など、都民の反対の声などまったくなかったかのように、石井大臣は来年3月29日の羽田新ルート運用開始を宣言。「丁寧に対応していくことを前提に、地元の理解が得られたものと判断した」という、時間切れの見切り発車。

  • 2位:羽田新ルート|国交省が描く、したたかな戦略…
    3月29日から新ルートの運用がスタートしても、南風が吹かないので、実質的には新ルートを飛行機が飛ぶ頻度は限られる。
    南風が本格的に吹くのは5月から8月だから、大型旅客機が住民の頭上を頻繁に飛び始める頃には、世の中の話題は五輪一色となりマスメディは羽田新ルートの問題を取り上げない……。

  • 3位:羽田新ルート|公聴会、賛成公述人29名を可視化
    国交省が10月29日に開催した「羽田空港の制限表面の変更に関する公聴会」で公述したのは55名(賛成29名、反対26名)。
    国交省は反対公述人26名を上回るために、航空関係OBなどに無理やり声掛けしたということはないのか

  • 4位:羽田新ルート|高度引き上げ、国交省の愚策

    羽田新ルート|高度引き上げ、国交省の愚策

    航空機事故のリスクを高めるにもかかわらず、騒音影響の低減を図る一環として「追加対策」を打ち出した国交省の愚策。
    飛行高度を引き上げる見直し案を採用しても、1dB程度しか騒音低減効果は得られない

  • 5位:羽田新ルート計画は、米国の国益に応えるためか…
    成田の未利用枠8万回を使わない羽田新ルート計画は、羽田第5滑走路(E滑走路)増設計画実現に向けた布石ではないのか。
    さらに言えば、成田の未利用枠を活用せずに羽田新ルート計画を強行するのは、USTR(米国通商代表部)の要求(=米国の国益確保)が背景にあるのではないのか。

  • 6位:羽田新ルート|第6フェーズ説明会は消化試合
    第6フェーズの説明会も問題共有型の「教室型説明会」ではなく、情報共有化を妨げる「オープンハウス型」である。
    できる限り波風が起きないよう、マスメディアの取材に対しては、あいかわらず厳しい制限を課している

  • 7位:羽田新ルート|第6フェーズ住民説明会資料の公開
    「3空港(成田、伊丹、福岡)を対象に調査したところ、飛行経路が地価の下落につながることを示す因果関係を見出すことはできませんでした」という記述。
    筆者の独自調査によれば、羽田新ルートの高度が低い品川区や港区では、ルート周辺の一部の中古タワーマンションの価格への影響がすでに出ている可能性がある。

  • 8位:羽田新ルート|第6フェーズ住民説明会資料、最大騒音レベルを曖昧化

    最大騒音レベルを曖昧化

    公表された別添資料(住民説明会で用いるパネル)では、騒音レベルが幅を持たせた帯で表示されている。
    しかも国際線で使用される頻度が極めて低い小型機の帯状データを連ねることで、大型機の騒音レベルの大きさを曖昧化する効果が生み出されている。

  • 9位:羽田新ルート|政府答弁書に見るご飯論法
    「現在の計画」は、「2020年東京オリンピック・パラリンピック開催までに実現し得る方策」に限定しているのであって、「2020年東京オリンピック・パラリンピック開催以降の方策」については質問された範囲外としているロジック

  • 10位:羽田新ルート|国交省がパブコメ結果をコッソリ公表
    羽田新ルートに係るパブコメ結果は、国交省HPの新着情報はもとより、国交省HPのどこにも掲載されていないので、国民のほとんどは知り得ない。

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2020年6月1日、このブログ開設から16周年を迎えました (^_^)/
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