北区議会区民生活委員会で11月29日、さがらとしこ区議(共産)の質問に対し、区は来年1月30日から行う実機飛行確認について、国交省は「民間航空会社が運航する、乗客が乗った旅客便を使用する」と説明したと答弁。
国交省が運航前倒しを計画/さがらとしこ北区議の質問で明らかに
国土交通省が羽田空港に離着陸する飛行機を都心部上空で低空飛行させる問題で、低空飛行コースの運用開始日とした来年3月末の「夏ダイヤ」開始前に、客を乗せて飛行する計画であることが29日、明らかになりました。
東京都北区議会区民生活委員会で日本共産党の、さがらとしこ区議の質問に区側が明らかにしました。
区側は、国交省が11月12日に開かれた関係区との会議で、来年1月30日から行う「実際の飛行機による試験飛行」について、「民間航空会社が運航する、乗客が乗った旅客便を使用する」と説明したと答えました。(以下略)
北区議会のHPには、区民生活委員会の議事録も動画も公開されていないので詳細を確認しようがない。
赤旗の記事が正しいとすれば、国交省は、乗客を乗せてリスクが高いといわれている降下角3.5度の飛行試験もやろうということになるのか。もしそうだとすれば、安全より経済性を優先させているということにならないのか。
航空券の購入者には飛行検査機であることの事前の承諾を得るのだろうか。事前の承諾なしに搭乗させられて、あとで訴訟になることはないのか。飛行検査機への利用者の運賃は値引きするのか。
このあたり、野党の国会議員には国土交通委員会の場か質問主意書でしかりと確認してほしいところである。あるいは、現在開催中の住民説明会(オープンハウス型)でどなたか、国交省の担当者に確認してほしい……。