国交省は11月18日から来年1月末にかけて、東京・埼玉・神奈川の36会場・延べ60日間、第6フェーズの住民説明会(オープンハウス型)を開催する。
初日(11月18日)の住民説明会(オープンハウス型)が開催された練馬区役所での現調に駆け付けた筆者の目に飛び込んだのは、日テレとTBSのカメラクルー。
日テレとTBSの報道姿勢が真逆だったので、整理しておいた。
日テレ:ネガティブ情報はカット
さすが読売新聞グループ会社である。羽田新ルートに係るネガティブ情報はすべてカットされている。
羽田空港・新飛行ルート 周辺住民に説明会
(前略)来場者「(都心上空を)年中通っているというイメージだったので、それが(違うと)解消された。昼間だけだったので、まだよかった」
ルート周辺の住民からは、騒音などで不動産価値が下がるのではないかとの懸念が出ているが、国交省は、成田、伊丹、福岡の空港周辺の地価を調査した結果、飛行ルートからの距離と地価に因果関係は確認されなかったとしている。
(日テレNEWS24 11月18日)
TBS:問題の声を拾い上げている
騒音シミュレーターのマヤカシに言及する男性の声を拾い上げている。
羽田新ルート、第6次の住民説明会始まる
(前略)18日からは国土交通省による第6次の住民説明会が始まり、練馬区の会場では、住民が騒音のシミュレーターを聞いたり、国交省の職員から落下物対策などについて説明を受けたりしました。
「これ(騒音のシミュレーター)を信じればほとんど影響なさそう。本当にそうなんですかと、実際に飛んでみてくれないと分からない」(住民)(以下略)
(TBS NEWS 11月18日)
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