どんなにいい製品でも、金属部分はやがて腐食し始める。
エアコン室外機の天板をDIYで塗装したときの記録。
エアコン室外機の天板の劣化状況
共用廊下側に設置したエアコン。夏場の暑い時期しか使っていないので、けっこう長持ちしている。
エアコン室外機の天板に複数の小さな錆(1~2m程度)が発生していて、美しくない(写真)。このまま放置しておくと鋼板に穴が開いてしまう可能性はゼロではないので(その前に寿命が尽きるか…)、塗装することにした。
エアコン室外機の天板の発錆状況(塗装前)
塗料の選定
エアコンの効率を上げるために遮熱塗料という選択もあるが、筆者のエアコン室外機は共用廊下の直射日光が当たらない場所に設置されているので、普通の塗料とした。
具体的には、アサヒペンの「水性高耐久鉄部用0.7L ミルキーホワイト」を選択(写真)。アマゾンで1,808円で販売されている(22年11月29日現在)。
油性と違って取り扱いが容易であること、錆びの上から直接塗れること、屋内外の鉄部の塗装用として高い耐候性が期待できることなどが選択した理由だ。
※同塗料は、ミルキーホワイトのほか、アイボリーや白など、15色から選択できる。
あと、塗装用の刷毛が必要。アマゾンで買い置きしていた「アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット」442円(写真)の中サイズ(50mm幅)を使用した。
水性塗料なので、水道水で簡単に洗える。
エアコン室外機の天板を塗装する
まず、エアコン室外機の天板を外す。ネジで数か所とめられているだけなので簡単に外すことができる。
※それでも天板の外し方がよく分からない人は、ネットをググればYouTube動画が多数ヒットする。たとえば、結構簡単!?エアコンの室外機を省エネのために掃除してみました - YouTube
天板を外したら、物が落ち込まないように、粘着力の弱い仮固定用テープを使って段ボールで蓋をしておく。
紙やすりを使って、外した天板の錆をザっと取る(この程度の錆びであれば除去しなくても機能的には問題ないが、仕上がりがデコボコしては美しくない)。
次に、新聞紙の上に外した天板を置いて、刷毛を使って塗料を塗る(写真)。
2度塗りするので、最初は練習のつもりで大胆に塗る。乾くのを待って(夏期1~2時間、冬期2~4時間)2回目を塗る。
(写真は1回目の塗装が完了したところ。エアコン2台分の天板)
塗料が完全に乾いたら、天板を元の位置にねじ止めして、ミッション完了。
エアコン室外機(塗装後)
ピカピカのエアコン室外機の天板の肌触りはとても心地よい……。
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