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錆びてきた物干し竿を買い替え!材質検討から廃棄まで

数年前にイオンで買ったステンレス製の物干し竿。錆が目立ってきたので買い替えた。
買い替えるにあたって、どんな材質が錆びにくいのか。価格はどうなのか。廃棄処分はどうすればいいのか。筆者の経験をまとめておいた。


もくじ

物干し竿が錆びてきた

二代目の物干し竿の錆が目立ってきた(写真)。

物干竿の錆が目立ってきた


一代目は塩ビでコーティングされたスチールパイプで、30年ほど使ってた。まだ、新婚当時、消費税がなかった時代に2本購入(1本980円)。30年前の金額が分かるのは妻の記憶力のたまものである。

 何度か引越しを重ねても、そのたびにベランダに存在していたという優れもの。最後は、ガムテープで補修されて満身創痍。わが家の歴史そのものであった。

 

二代目の物干し竿はスチールパイプにステンレスの箔を巻いたステンレスクラッド管。イオンで2本購入(1本650円)。数年で錆が目立ってきた。湾岸(塩害の影響)に近いわけでもないのに錆びるのは、風で運ばれてきた金属粉などが雨露を受けてもらい錆びになるからであろう。安物買いの銭失いと言われそうだ。

材質の検討

三代目の物干し竿には、もっと長生きしてもらいたい。そんなことを思いながら、ネットでググる。

物干し竿の材質は主に3種類。ステンレス製(ステンレスクラッド)、オールステンレス製、アルミ製。ステンレス製(ステンレスクラッド)は一番安価だが、錆びやすい

価格的には、一般的にオールステンレス製のほうがアルミ製よりも高い。でも、錆びにくさから言えばアルミ製に軍配が上がるのではないのか。そう考えたのは、アルミサッシが錆びにくいことからの連想である。

アマゾンや楽天で探していると製品が多すぎて絞れなくなってきた。そこで、現物を見てから判断しようと近くのホームセンターに出かけた。

3mまで伸縮可能な物干し竿が、ステンレス製600円(だったかな)に対して、アルミ製1,380円(税別)。手に取ってみると明らかにアルミ製のほうが軽い。税込み2本3,036円で購入。

表面がアルマイト加工されたブラウン(写真)、長持ちしてくれることを期待したい。名はまだない。

3mまで伸縮可能なアルミ製物干竿

↓ 拡大
アルミ表面がアルマイト加工されたアンバー色

廃棄処分方法

さて、問題は数年で錆が目立った二代目の処分である。ネットで調べると、100均で売っているパイプカッターで簡単に切断できるらしい。

100均に出向てみると、たしかに500円でパイプカッターが売られていた。ただし、カットできるのは塩ビ管や鋼管であって、ステンレスは不可となっている。刃こぼれ覚悟で買おうかと思ったら、最大口径28mmまでしか対応できないので断念した。

ステンレスでもカットできる口径30mm対応のパイプカッターをアマゾンで調べると「ベストセラー1位」としてSK11 パイプカッターがヒットした(写真)。

送料無料で税込み1,617円。

なんだ、ホームセンターで買ったアルミ製の物干し竿1本ぶん(税込み1,518円)より高いじゃないかと憤慨しているうちに、別の思いがよぎる。粗大ごみに出すといくらかかるのか?

大した額じゃない(下表)。

金ノコ(金属を切断できるノコギリ)を使って、汗水流して30cm未満(30cm未満であれば不燃ごみ扱い)のコマ切れにする計画は中止した。

粗大ごみ手数料(23区比較)

物干し竿の粗大ごみ手数料は、どの区も同じなのかというと、そうではない。

23区を比較してみると、手数料にバラツキがあるだけでなく、長さや本数の制限に違いがあるとか、直接持ち込みだと安くなる区があるなど、なかなかに興味深い(下表)。

多くの区では収集手数料は1本400円(180cm以下に切断要)であるのに対して、最も安いのは中央区の200円。23区のうち、収集だけでなく直接持ち込むことができるのは7つの区で、最も安いのは0円(杉並区は直接持ち込んでも収集と同じ400円なのはなぜ?)。

あと、最も長いサイズを許容しているのは北区の250cm。

「物干し竿・パイプ」粗大ごみ手数料(23区比較)

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★の数が多いほど難度が高い。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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