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大型ソファ出張買取を断念!自分で解体して捨てる

10年以上前に購入したイタリア製の高級ソファ(3人掛け)がかなり傷んできたので処分することにした。

当初は出張買取を目論んでいたのだが……。


もくじ

 

イタリア製の高級ソファ(3人掛け)

(かなりくたびれたイタリア製ソファITALIA SOFASUD)

ソファ買取専門業者(4社)に出張買取査定を依頼したのだが…

当時20数万円したので、それなりの額で買ってもらえることを期待して、ソファ買取専門業者4社に出張買取査定(無料)をネットで依頼。

2日も掛からずに、4社のメール回答が届いた。

いずれも「弊社では価格をおつけすることが出来ず買取が難しい状態」といった類の断りのメール。20数万円もしたブランド・ソファでも、損傷がひどいと市場価値なしという結果を突き付けられて、ガックシ。

比較サイトで一括査定を依頼(5社)したのだが…

しかたがないので、タダで引き取ってもらうために、改めて「リサイクルショップの買取価格を簡単比較」できるサイトから、別の5社に一括査定を依頼。

こちらも2日も掛からずに、4社の回答が届いた(1社は回答なし)。

4社のうち3社は「申し訳ございませんが買取ができません」といった類のお断り。ただ1社だけ「-20,000円」と回答。

(おっ、20,000円で買い取ってくれるのか!?)

よく見ると「20,000円」の頭に「-」が付いている。ようするに2万円で有料処分してくれるという意味だった。処分料2万円というのはチョット……

エレベーターに入らない!?

2万円を節約すべく、「自分で粗大ごみに出す」に方針変更。

都内の家庭から出される粗大ごみの収集申し込みを受付けているサイト「粗大ごみ受付センター」で調べてみると、「ソファー(2人以上用)」の処理費用は2千円。業者見積の10分の1で済む。

念のため、わが家から共用施設のゴミ置き場(仮置き場)までの搬出ルートを確認。購入したときに我が家のリビングに搬入できたとはいえ、3人掛けソファはとっても重くて大きいからだ(幅200cm、高さ88cm、奥行き88cm)。

手押し台車に乗せて廊下を移動した後、問題はエレベーターにどうやって入れるのか、だ。

巻き尺で測ってみると、エレベーターの扉の大きさは幅80cm×高さ200cm。なんとソファよりも小さい! 傾けて入れるにしても、エレベーター内の天井高さは214cm、14cmしか余裕がないのである。

↓ こんな感じ

エレベーターの扉の大きさは幅80cm×高さ200cm

ソファを解体することにした

バラバラにしてしまえば、粗大ごみではなく、可燃ごみと不燃ごみにして出せるので、処理費用2千円も不要になり一石二鳥だ、と思ったのがトンデモナイことの始まりだった。

まず、カッターナイフで、ソファの左側から革を切り裂いていく。

革を剥ぐと、クッションが現れた(写真)。

右側から解体開始

 

ドンドン革を剥いでいき、不織布やクッション、ウレタンなどの臓物を取り除いていくと、布に包まれたスプリングが出てきた(写真)。

スプリング


スプリングを撤去すると、下からウェイビングテープが現れた(写真) 

スプリング撤去

 

臓物をドントン撤去していくと、木枠が残る(写真)。

これまでの臓物は、可燃物と不燃物に分別し、90リットルのゴミ袋6袋に入れて、ごみ収集所へ。

臓物撤去状況

 

このあと、臓物が固定されていた木枠の針(ステープル)を抜くのにプライヤ(工具)を使ったり、腕力だけで引きちぎったり、かなりの労力を費やした。軍手をしていたとはいえ、マメができそうになった。あと筋肉痛。ここまでで4時間を費やした。

翌日、ノコギリで木枠を切り刻み、ゴミ袋に入れて廃棄完了。 

2万円を節約するのも容易ではない。さて、空いたスペースをどうするか……。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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