全日本不動産協会(略称:全日)は、1952年の宅地建物取引業法施行後まもなく設立された、不動産業界最古の歴史を誇る公益法人。
同協会の東京都本部が発行している季刊誌『不動産東京』で、「知っておきたい世界の”住まい文化”」という見開き2ページの連載を執筆している。
不動産東京「2024年新年号」
1月に発行された新年号は、スロバキア編
スロバキア共和国は、国土の大部分は山岳地帯で、ドナウ川沿いの南西部には平原が広がっている。面積は約4.9万km2(日本の約7分の1)。人口は約545万人で、スロバキア人が8割を占める。
新年号には、首都ブラチスラヴァのドナウ川の堤防からすぐ近くに建つオフィスと住宅の複合建物「パノラマ・タワーズ」(写真左側)と同建物から北に3km離れた市街地に建つ高層集合住宅「マンハッタン」(写真右側)の2件を紹介。
紙面の都合で紹介できなかった物件のなかから、集合住宅2件をピックアップ。
ユーロベアタワー
首都ブラチスラヴァに建つ、スロバキア初の超高層ビル(45階建て、総戸数389戸、2023年竣工)。
Photo by Palcjatko.2023.CC BY-SA 4.0.
グロリア
首都ブラチスラヴァに建つ高層集合住宅(29階建て、総戸数79戸、2006年竣工)。
2005年のレジデンシャル・ハウス・オブ・ザ・イヤーを受賞。一方、2010年に行われたトレンド・リアリティの投票では、スロバキアで最も醜い新築ビルに選ばれた。
Photo by JosephSK.2006.CC BY-SA 3.0.
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