全日本不動産協会(略称:全日)は、1952年の宅地建物取引業法施行後まもなく設立された、不動産業界最古の歴史を誇る公益法人。
同協会の東京都本部が発行している季刊誌『不動産東京』で、「知っておきたい世界の”住まい文化”」という見開き2ページの連載を執筆している。
1月に発行された新年号は、ウクライナ編
戦後の大横綱・大鵬(1940~2013年)がウクライナ人であったことをご存じだろうか。出生名はイヴァーン・ボリシコ。ウクライナ人の元コサック騎兵将校と日本人女性の三男として、日本の領土である樺太に生まれている。
新年号には、サナトニータワー(25階建て、総戸数166戸、2009年完成)とロイヤルタワー(29階建て、総戸数144戸、2010年完成)の2件を紹介(写真)。
紙面の都合で紹介できなかったマンションのなかから、高層マンション3件を以下ご紹介。
カーネギーセンタータワー
18階のオフィスを含む47階建ての、キエフに建つウクライナで最も高いタワーマンション(2015年完成)。
外観は、The Great Lavra Bell Tower(大聖堂鐘楼)を模して階層化されている。
Photo by Artemka.2013.CC BY 4.0.
クラウン住宅団地
キエフに建つ3棟からなる高層マンション(総戸数530戸、37階建て+24階建て×3棟、2007年完成)
Photo by Artemka.2015.CC BY 4.0.
モンテプラザ団地
ウクライナ第2の都市ハリコフに建つ3棟からなるモンテプラザ団地(27階建て×3棟、総戸数397戸、2010年完成)。
Photo by Boyko Maksim Vyacheslavovich.2010.CC BY 3.0.
あわせて読みたい
海外のマンション写真に興味のある方は、マンション・ブログ「スムログ」に投稿した「今月の1枚」をご覧ください。