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不動産東京|知っておきたい世界の住まい文化【チェコ共和国編】

全日本不動産協会(略称:全日)は、1952年の宅地建物取引業法施行後まもなく設立された、不動産業界最古の歴史を誇る公益法人。

同協会の東京都本部が発行している季刊誌『不動産東京』で、「知っておきたい世界の”住まい文化”」という見開き2ページの連載を執筆することになった。

不動産東京

10月に発行された秋号は、チェコ共和国編

日本とチェコの昔からの深い関係をご存じだろうか。

日本とチェコスロバキア共和国が外交関係を開設してから2020年でちょうど100年目。また、広島の原爆ドーム(もともとは広島県物産陳列館)を設計したのはヤン・レッツェル(1880~1925年)というチェコ人の建築家なのである。

秋号には、プラハ・タワーズ(21階建て×2棟、総戸数300戸、2011年完成)とレジデンス・ルジャーンキ(16階建て+8階建て×2棟、総戸数94戸、2016年完成)の2件を紹介(写真)。

知っておきたい世界の”住まい文化”チェコ共和国編

チェコには斬新なデザインのマンションが少なくない。
紙面の都合で紹介できなかったマンションのなかから、特に斬新な2件を以下ご紹介。

V Tower

プラハに建つ30階建てのタワーマンション(総戸数120戸、2018年完成)。

建物はガラスの壁で構成されており、あらゆる角度から光を反射するように設計されている。住戸の内部にはガラスの仕切りと引き戸が使用されていて、V(ビクトリア)を象徴する開放感が演出されている。

V Tower
Photo by Martin2035.2018.CC BY 4.0.

AZ Tower

チェコ共和国第2の都市ブルノ(人口約38万人)に建つ30階建ての複合ビル(2013年完成)。

23階から29階が居住フロア(17戸)。

AZ Tower
Photo by Phoenix CZE.2018.CC BY 4.0.

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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