全日本不動産協会(略称:全日)は、1952年の宅地建物取引業法施行後まもなく設立された、不動産業界最古の歴史を誇る公益法人。
同協会の東京都本部が発行している季刊誌『不動産東京』で、「知っておきたい世界の”住まい文化”」という見開き2ページの連載を執筆している。
不動産東京「2022年秋号」
10月に発行された秋号は、ハンガリー編
ハンガリーの緯度は北海道と同じぐらい。典型的な大陸性気候で日本と同じように四季がある。
秋号には、ブダオス団地(10階建て×14棟+4階建て×9棟、総戸数1,700戸、70年代と80年代に建設された団地を2009年から大規模リニューアル)とソルノック・タワーハウス(23階建て、総戸数186戸、1975年完成)の2件を紹介(写真)。
紙面の都合で紹介できなかった物件のなかから、集合住宅3件をピックアップ。
ボーキサイト団地(Bauxit-lakótelep)
ハンガリー西部のタポルカ(人口1.5万人)に建つ9棟からなる団地。
1972年から1986年にかけて建設された。
Photo by Kiss Tamás.2008.CC BY-SA 3.0.
外壁の塗装がユニークな集合住宅
ブダペスト北部、ドナウ川近くに建つ、外壁がユニークに塗装された11階建ての集合住宅。
Photo by Christo.2016.CC BY-SA 4.0.
メトロドーム レジデンシャル パーク(Metrodom Lakópark)
ブダペスト北部、ドナウ川近くの イシュトヴァーン広場に面して建つメトロドーム レジデンシャル パーク(17階建て×4棟、総戸数632 戸、2019年完成)。
Photo by Christo.2019.CC BY-SA 4.0.
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