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2021都議選|羽田新ルートに係る各党スタンス、パワーバランスなど※適宜更新

2021年の東京都議会議員選挙(投開票7月4日)の開票速報と結果を随時取りまとめる。

羽田新ルートはどの程度争点になるのか……。

※投稿4月27日(更新5月10日


もくじ

羽田新ルートに係る各党スタンス

筆者はこれまで羽田新ルートに係る都議会・区議会での議論をつぶさに観測してきた。それらの知見を踏まえ、選挙公約は割り引いて、議会での過去の発言などをもとに、羽田新ルートに係る各党のスタンスを独自に評価した

推進派:自公、都ファ、東京みらい

自民党(25人)、公明党(23人)および都民ファースト(46人)は、羽田新ルートを積極的に推進している。e

 

無所属 東京みらい」(3人)は、小池チルドレンとして初当選した3人が都民ファーストを離党(19年1月25日)して結成された会派。都民ファースト時代よりも新会派結成後のほうが羽田新ルート推進を強調するようになった(「無所属 東京みらい」議員の発言実績)。斉藤れいな議員は20年4月15日付で都議選の立憲民主党公認候補予定者(南多摩)に決定。

反対派:共産、生活者ネット

共産党(18人)は、羽田新ルートの撤回が基本スタンス。

羽田新ルートに係る「共産党都議団」議員の発言実績(まとめ)

生活者ネットワーク(1人)は、羽田新ルートの撤回・見直しを主張している(生活者ネット 山内れい子 議員発言実績)。21年の都議選公約は「都心低空・羽田新飛行ルートは撤回へ」。

中途半派:立憲民主

東京都議会立憲民主党(7人)は、もともと羽田新ルート容認が前提であったところ、都議選の年を迎えて「固定化を避けるための取り組みを早急かつ具体的に進め、見直しを図るよう求めていくべき」と言い出した。でも、依然として羽田新ルートそのものに反対していているわけではない(羽田新ルートに係る「東京都議会立憲民主党」議員の発言実績)。

※羽田新ルート推進に反対票を投じたい人で、共産党にアレルギーがあり、生活者ネットワーク(現1人@北多摩第二選挙区、候補予定者2人@杉並・世田谷)の候補者が選挙区にいない人の選択肢は立憲民主党となる。

無関心:維新、自由を守る会(上田令子 議員)

東京維新の会(1人:西郷あゆ美 議員、中央区)は過去4年間、議会で羽田新ルートへの言及なし(西郷あゆ美 議員 <中央>の発言実績)。

自由を守る会(1人:上田令子 議員、江戸川区)は過去4年間、議会で羽田新ルートに触れたのは「江戸川区でもかなり騒音問題で、昭和の時代に江戸川区長も闘ってきたというところで、あるときは、羽田空港問題では国と対峙をしていく立場でございますが(略)」の一文のみ。江戸川区上空を頻繁に飛行する状況を鑑みれば、あまりにも無関心過ぎないか(羽田新ルートに係る上田令子 議員<江戸川>の発言実績)。

羽田新ルートに係るパワーバランス

改選前

都議会HPに公開されている「会派(政党)等別議員名簿」(令和3年4月20日)をもとに、都議会のパワーバランスを可視化したのが次図。

羽田新ルート推進している自公・都ファだけで、全体の4分の3を占めている。

パワーバランス(都議会)

改選後

※開票結果の判明後に作成予定

得票数・投票率の推移

党派別得票率

過去3回の都議選結果をもとに、党派別得票率を可視化したのが次図。

09年の民主党躍進のあと、13年には民主党不人気のところで自民増、維新・諸派が浸食。17年は民進党が迷走し、都民ファーストが大躍進。

都議会選挙得票数の推移(党派別)

投票率

50年代に60%を超えていた投票率は年々減少している。

投票率の推移(都議会議員選挙 )
都議会議員選挙投票率 | 東京都選挙管理委員会

年代別の推定投票率

若い年代ほど投票率が低いのは一目瞭然(次図)。

18歳選挙権(16年6月22日から適用)は、21年都議選ではどうなるのか……。

年代別の推定投票率(都議会議員選挙 )
年代別投票行動調査結果 | 東京都選挙管理委員会

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