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羽田新ルートに係る「共産党都議団」議員の発言実績(まとめ)

羽田新ルートに係る「日本共産党東京都議会議員団」所属議員の過去4年間の発言実績を以下に整理しておく。

※2021年(令和3年)の東京都議会議員選挙は、6月25日告示、7月4日投開票。


もくじ

東京都議会HPの「会議録検索」を使って、「羽田」でヒットした新しい順。

※17年第3回定例会以降、21年第1回定例会本会議(速報版)までが検索対象(21年第1回定例会の各委員会は含まない)。

20年12月8日 第4回定例会:羽田新ルートの運用を中止するよう求める

【星見てい子 議員(目黒)】

(前略)コロナ禍で航空需要が落ち込み、新ルートを運用する必要がないのに、住民の反対に耳をかさず運用を続けるのはおかしいと思いませんか。国際線の減便を踏まえ、国に対し、少なくとも当面、羽田新ルートの運用を中止するよう求めるべきです。知事、いかがですか。(以下略)

※詳しくは、「都議会「20年第4回定例会」」参照。

20年11月16日 決算特別委員会:中止するよう国に求める

【藤田りょうこ 議員(大田)】

日本共産党東京都議団を代表して、2019年度各会計決算について意見開陳を行います。(中略)騒音被害や落下物の危険性が指摘されている羽田新飛行ルートについては中止するよう国に求めること。(以下略)

20年10月23日 決算特別委員会:新ルートをきっぱり中止

【とや英津子 議員(練馬)】

(前略)新ルートを続ける限り、騒音を減らし、Ldenの値を下げることは不可能です。新ルートをきっぱり中止することを求めて、質問を終わります。

20年10月21日 決算特別委員会:大もとから見直すべき、中止すべき

【とや英津子 議員(練馬)】

(前略)長期的に見ても、例えばANAの片野坂社長は、日経新聞のインタビュー記事に、国際線の回復には数年単位の時間が必要だろうと答えております。
こうした点から考えても、羽田新ルートは大もとから見直すべき、中止すべきだと申し上げて、私の質問を終わります。

20年9月29日 第3回定例会:新ルート撤回を国に求めるべき

【大山とも子 議員(新宿)】

(前略)住民や地元区の不安に真剣に応えるなら、新ルートは撤回するしかありません。新ルート撤回を国に求めるべきです。知事の答弁を求めます。(以下略)

※詳しくは、「都議会「20年第3回定例会」質疑応答」参照。

20年9月17日 都市整備委員会:国に新飛行ルートの中止、見直しを求める

【曽根はじめ 議員(北)】

  • (46号)羽田空港の都心低空飛行ルートの中止・撤回を国に求めることに関する陳情
  • (48号)羽田新飛行ルートの運用中止及び住民説明会の開催に関する陳情
(前略)東京都は、国の意向に沿って騒音や落下物の危険、事故のリスクの高い都心の南北ルートに固執するのではなくて、この間、相次いでいる都民からの騒音への苦情や批判に応えて、都民の安全・安心を優先する立場から、国に新飛行ルートの中止、見直しを求める立場に立つように強く求めておきたいと思います。
 そして、この二つの陳情については採択することを求めて、私の質疑は終わります。

20年6月2日 第2回定例会:新飛行ルートは容認できないと表明すべき

【里吉ゆみ 議員(世田谷)】

(前略)知事は、騒音や落下物など都民の命と健康、暮らしを脅かす新飛行ルートは容認できないと表明すべきです。答弁を求めます。(以下略)

※詳しくは、「都議会「20年第2回定例会」質疑応答」参照。

20年3月27日 第1回定例会:中止を国に求めるべき

【曽根はじめ 議員(北)】

(前略)新型コロナウイルス感染症の影響により、国際線も国内線も大幅な減便と運休が相次いでいることは明らかになっています。3月29日から本格実施する必要性はありません。羽田新飛行ルートの中止を国に求めるべきです。(以下略)

20年3月25日 予算特別委員会:羽田空港機能強化のための調査費、問題です

【星見てい子 議員(目黒)】

※共産党による予算編成替えを求める動議に係る説明。
(前略)国際競争力強化を口実にした羽田空港機能強化のために都心低空飛行ルートを容認し、不要不急の外かく環状道路や特定整備路線などの大型道路建設や、国会議員の汚職疑惑まで起きているカジノ誘致の調査費などの予算を、引き続き計上していることも重大な問題です。(中略)削減したのは、都立病院、公社病院の独立行政法人化の準備費、カジノ誘致や羽田空港機能強化のための調査費、住民の反対の強い幹線道路整備などの大型開発事業費などです。(以下略)

20年3月25日 予算特別委員会:国に中止することを求めるべき

【原のり子 議員(北多摩第四)】

(前略)新型コロナウイルス感染症の影響により、国際線も国内線も大幅な減便と運休が相次いでいるもとで、3月29日からの本格実施の必要性はなく、都として羽田新飛行ルートをきっぱりと国に中止することを求めるべきです。(以下略)

20年3月24日 予算特別委員会:羽田新飛行ルートを中止、撤回

【大山とも子 議員(新宿)】

(前略)日本共産党都議団は、都民の命や暮らしを危険にさらす羽田新飛行ルートを中止、撤回させるために全力を挙げる決意を述べ、次の質問に移ります。(以下略)

20年3月19日 環境・建設委員会:飛行ルートなどの実態把握を強化すること

【里吉ゆみ 議員(世田谷)】

日本共産党東京都議団を代表して、環境・建設委員会に付託されました2020年度東京都予算関連議案について意見を述べます。(中略)羽田空港、横田基地などの周辺空港騒音や飛行ルートなどの実態把握を強化すること。(以下略)

20年3月19日 都市整備委員会:第5滑走路の検討を行わないよう

【曽根はじめ 議員(北)】

日本共産党都議団を代表し、来年度の都予算案についての意見を述べます。(中略)羽田空港への都心低空飛行を推進する羽田空港の機能強化の撤回と第5滑走路の検討を行わないよう国に強く求めること。(以下略)

20年3月19日 公営企業委員会:羽田空港機能強化の調査費も計上

【とくとめ道信 議員(板橋)】

日本共産党東京都議団を代表して、本委員会に付託された来年度予算案について意見を述べます。(中略)羽田空港離着陸の巨大旅客機による都心上空の超低空飛行を強行、さらに拡大につながる羽田空港機能強化の調査費も計上されています。(以下略)

20年3月19日 文教委員会:羽田空港機能強化、調査費、引き続き計上

【斉藤まりこ 議員(足立)】

日本共産党都議団を代表して、当委員会に付託された2020年度予算案について意見開陳を行います。(中略)羽田空港機能強化のために都心低空飛行ルートを容認し、不要不急の大型道路建設、国際競争力強化を口実にしたカジノの調査費などの予算、これを引き続き計上していることも重大な問題です。(以下略)

20年3月19日 財政委員会:羽田空港機能強化、調査費、引き続き計上

【清水ひで子 議員(八王子)】

日本共産党都議団を代表して、財政委員会に付託された2020年度予算案に対する意見を述べます。(中略)国際競争力強化を口実に、都心の上空を超低空飛行する羽田機能強化をさらに進めるための調査費や、汚職事件まで起こしたカジノ誘致の調査費検討予算を引き続き計上しています。(以下略)

20年3月9日 予算特別委員会:都民の命にかかわる大問題

【白石たみお 議員(品川)】

(前略)羽田新飛行ルートというのは直下に何があるか。学校もある、保育園もある、病院もある、高齢者施設もある、福祉施設もある、住宅もある、こんなところに一回でも落下物おっこちたら、これ都民の命にかかわる大問題になるんじゃないか。みんな指摘しているんです。それを検証もせずに知事は推し進めた。大問題です。(以下略)

※詳しくは、「都 予算特別委員会 (知事vs共産・白石)」参照。

20年2月27日 第1回定例会:撤回することを強く求めるべき

【和泉なおみ 議員(葛飾)】

(前略)航空機からの落下物は避けることはできません。
知事、重大事故が起こってからでは遅いのです。国に羽田新飛行ルートを撤回することを強く求めるべきです。知事の答弁を求めます。(以下略)

※詳しくは、「都議会「20年第1回定例会」質疑応答」参照。

19年12月10日 第4回定例会:白紙撤回に向け全力を挙げる

【原田あきら 議員(杉並)】

(前略)日本共産党都議団は、広範な都民と力を合わせて、羽田新飛行ルートの白紙撤回に向け、全力を挙げるものです。(以下略)

※詳しくは、「都議会「19年第4回定例会」質疑応答」参照。

19年9月18日 第3回定例会:白紙撤回、全力を挙げる

【河野ゆりえ 議員(江戸川)】

(前略)日本共産党都議団は、羽田新飛行ルートの白紙撤回に向け、引き続き全力を挙げるものです。(以下略)

19年9月12日 財政委員会:地元の理解と協力が前提、一方的に覆す

【池川友一 議員(町田)】

(前略)最後に、この年次財務報告書の中で、東京と日本の持続的成長に向けて掲げられているのが、羽田空港の機能強化、外環道の早期整備などになっている問題について一言申し上げます。
羽田新飛行ルート問題は、代表質問でも我が党は厳しく追及をいたしました。都側が、地元の理解と協力が前提としてきたことを一方的に覆すなど、重大な問題があります。(以下略)

19年9月9日 第3回定例会:不安の声に直接耳を傾けるべき

【とや英津子 議員(練馬)】

(前略)知事は、国際競争力向上や東京オリ・パラ大会の円滑な実施を理由にすれば、何でも許されると考えているのですか。知事みずから、地域住民の批判や不安の声に直接耳を傾けるべきです。いかがですか。(以下略)

※詳しくは、「都議会「19年第3回定例会」質疑応答」参照。

19年6月11日 第2回定例会:住民の声をどう受けとめているのですか

【里吉ゆみ 議員(世田谷)】

(前略)知事は、新飛行ルートの直下にある区議会の決議や意見書、住民の声をどう受けとめているのですか。都民や関係自治体の理解が得られていると思っているのですか。(以下略)

19年3月20日 環境・建設委員会:撤回、見直しを求めること

【原田あきら 議員(杉並)】

日本共産党を代表して、環境・建設委員会に付託されました2019年度東京都予算関連議案について意見を述べます。(中略)羽田空港、横田基地などの周辺航空機騒音や飛行ルートなどの実態把握を強化すること。羽田空港の騒音対策を強化するための計画を策定し、都心上空を飛ぶ新ルート計画の撤回、見直しを求めること。(以下略)

19年3月15日 経済・港湾委員会:環境悪化につながるような観光事業

【あぜ上三和子 議員(江東)】

(前略)羽田空港の増便によって航空路が大幅に変わって、私の地元でいえば、江東区でいいますと、北風のときには出発便が江東区の上空を高度900mから1200mで、騒音70dB以上で、山手線並みに頻繁に飛行機が飛ぶことになってしまうんです。
住民、都民の健康や日常生活が脅かされるような、また、環境悪化につながるような観光事業は、やっぱり進めてはならないと思います。(以下略)

19年3月14日 予算特別委員会:絶対に認められない

【白石たみお 議員(品川)】

(前略)今後、新飛行ルートをやって、新宿や、そして渋谷、目黒、品川と都心上空を解禁するということは、この負担軽減のあり方を百八十度変えるという、ほごにするという大転換だと、こんなことを絶対に認められないということを厳しく指摘をして、次の質問に移りたいと思います。(以下略)

※詳しくは、「都 予算特別委員会 (知事vs共産)」参照。

19年2月15日 都市整備委員会:推進の立場の陳情には不採択を

【曽根はじめ 議員(北)】

(前略)十分な説明を求める陳情や、また新空路の撤回、見直しを求める請願陳情には、私は、この議会として採択をすべきだし、逆に推進の立場の陳情には不採択を求めておきたいと思います。

採決の結果、第第94号(下記黄色)だけが「趣旨採択」、ほか3件は不採択(≒却下)となった。「趣旨採択」とは、請願、陳情の願意は妥当であるが、その実現性について、当分の間は不可能である場合、「趣旨には賛成である」という意味の議決をいう。

  • (第42号)国に羽田空港増便による都心低空飛行計画の撤回を求めることに関する請願
  • (第43号)国に新都心低空飛行ルートの「教室型説明会」の開催を求めることに関する請願
  • (第94号)羽田空港の機能強化等並びに新飛行経路における情報公開及び説明責任に関する陳情
  • (第112号)羽田空港の国際線増便計画に伴う都心上空の低空飛行の中止に関する陳情

18年6月8日 都市整備委員会:説明責任など果たしていない

【白石たみお 議員(品川)】

  • 議題「羽田増便に伴う都心上空縦断の新ルートの情報公開と都民の安全を求める陳情」
(前略)国は何ら丁寧な説明など、そして説明責任など果たしていないというような状況から、以上のことからも、本陳情を採択するよう各会派の皆さんに心から呼びかけて、質問を終わりたいと思います。

採決の結果、不採択(≒却下)となった。

18年3月22日 都市整備委員会:都民にどのような影響があるか調査を

【星見てい子 議員(目黒)】

日本共産党都議団を代表して、本委員会に提出されました平成30年度予算関係について意見開陳をいたします。(中略)羽田空港の機能強化に伴う都心上空を低空で飛行する経路について、騒音、落下物や墜落事故の危険性、大気汚染などについて、都民にどのような影響があるか調査を行い、公表すること。(以下略)

18年3月22日 環境・建設委員会:計画の撤回、見直し

【原田あきら 議員(杉並)】

日本共産党都議団を代表して、環境・建設委員会に付託されました2018年度東京都予算関連議案について意見を述べます。(中略)羽田空港、横田基地などの周辺航空機騒音や飛行ルートなどの実態把握を強化すること。羽田空港の騒音対策を強化するための計画を策定し、都心上空を飛ぶ新ルート計画の撤回、見直しを求めること。(以下略)

18年3月1日 第1回定例会:計画の撤回、見直し

【白石たみお 議員(品川)】

(前略)都民の安全・安心、静穏な生活を守る立場から、都として国に対し、新飛行ルート計画の撤回、見直しを強く迫るよう求めるものです。以下略)

※詳しくは、「小池都知事答弁「平成30年第1回定例会」(全文) 」参照。

18年2月15日 都市整備委員会:新都心低空飛行ルートの再検討を

【白石たみお 議員(品川)】

  • 議題「羽田空港増便による都心での新低空飛行ルートの再検討を国に求めることに関する請願」
(前略)新都心低空飛行ルートの再検討を都として改めて国に求めること、そして連絡会の早期開催を求めること、この本請願の採択を本日都市整備委員会の各委員におかれましては、今の質疑でも明らかなように、しっかりと都の果たすべき役割を果たさせるためにも採択することを改めて呼びかけて、質問を終わります。

採決の結果、不採択(≒却下)となった。

★雑感(都議会会派のなかではダントツ)

17年7月の選挙以降の4年間で「共産党都議団」の議員が定例会で羽田新ルートに言及したのは上記のとおり32件であった。32件は都議会会派のなかではダントツに多い(都民F8件、自民13件、公明9件、立憲8件)。しかもそのスタンスは羽田新ルートの中止・撤回と一貫している

 

これら32件の発言を時系列に整理したのが次表。

都議会で現在盛んに羽田新ルート問題を取り上げている共産党が17年の第3回・第4回の定例会で一度も取り上げていなかったのは意外だ。

もう一つ意外だったのは、共産都議18人のなかで、羽田新ルート問題を最も多く取り上げた白石議員(5回)の次に多かったのが曽根議員(4回)だったこと。曽根はじめ議員(北区、6期)が都市整備委員会の委員として3回、本会議で1回登場しているのに、このブログでは一度も取り上げていなかった。これまで一度も取り上げていなかった理由は筆者のアンテナに引っかかってこなかったからだ。白石議員以外の議員については、SNSでの情報発信力の向上が望まれる

羽田新ルートに係る「共産党都議団」議員の発言実績(まとめ)

【備考】

  • 厳密にいえば定例会の期間外で開催された委員会もあるが、煩雑さを避けるため便宜的に定例会の枠内に記入した。
  • 17年第3回定例会以降、21年第1回定例会本会議(速報版)までが検索対象(21年第1回定例会の各委員会は含まない)。

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2021年6月1日、このブログ開設から17周年を迎えました (^_^)/
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