9月30日(日)に投開票日を迎える品川区長選挙。浜野健氏(区長3期目)の羽田新ルート「容認」に対して、佐藤裕彦氏と西本貴子氏の二人が「撤回」で挑む。
関連記事をまとめておいた。
※投稿18年9月27日(更新22年4月6日)
- 品川区長選 候補者第一声(比較)
- なぜ品川区長選挙の討論会は中止になったのか?
- 品川区長選 小池知事の姿勢
- なぜ品川区長選は盛り上がらないのか?
- 品川区長選から来夏参院選へ「撤回」連鎖の可能性
- 品川区長選挙シミュレーション
- 羽田新ルート|品川区民3割が騒音の影響
- 羽田新ルートが通過する地域名(23区の町丁目)
- 品川区長選 長妻昭/小池晃きたる!佐藤候補の演説
- 品川区長選挙の開票速報・結果(2018年9月30日)
品川区長選 候補者第一声(比較)
浜野健氏は、羽田新ルートへの言及なし。
佐藤裕彦氏「飛ばさないという判断しかあり得ない」
西本貴子氏「女性初の品川区長の誕生を勝ち取りたい」
なぜ品川区長選挙の討論会は中止になったのか?
討論会が開催されれば、羽田新ルート問題が広く世間に認識されると期待していたのだが、中止になった。一体どうなっているのかという話。
品川区長選 小池知事の姿勢
都民ファーストの特別顧問である小池都知事は羽田新ルート推進派。
品川区長選で撤回を掲げている佐藤候補を都民ファーストが推薦しているので、変なことになっている。
なぜ品川区長選は盛り上がらないのか?
東京五輪と羽田新ルートとはセットなので、東京五輪のスポンサーである全国紙は羽田新ルート問題を報じることを避けているのではないのか。
品川区長選から来夏参院選へ「撤回」連鎖の可能性
品川区長選挙を契機に羽田新ルート問題が世間の耳目を集め、都心上空を飛べなくなるということはないのか。
ひとつの可能性として整理してみた。
品川区長選挙シミュレーション
品川区長選挙で羽田新ルート問題が争点になれば、自公支持にあぐらをかいて4選目を目指している現職浜野健氏に赤信号が点滅する可能性は否定できない。そのあたりの状況をシミュレーションしてみた。
羽田新ルート|品川区民3割が騒音の影響
筆者の試算により、品川区民39万人のうち、少なくとも3割(12万人)が羽田新ルートの騒音の影響を受ける可能性があることが判明。
羽田新ルートが通過する地域名(23区の町丁目)
羽田新ルートが通過する地域は、品川区内では次のとおり。
- A滑走路到着ルート:1時間当たり14便(4分17秒ごと)
大崎2丁目、大崎3丁目、大崎5丁目、勝島1丁目、勝島2丁目、上大崎2丁目、上大崎3丁目、西五反田1丁目、西五反田2丁目、西品川1丁目、西品川3丁目、東大井2丁目、東大井3丁目、東大井5丁目、東五反田5丁目、広町2丁目 - C滑走路到着ルート:1時間当たり30便(2分ごと)
東品川2丁目、八潮1丁目、八潮2丁目
品川区長選 長妻昭/小池晃きたる!佐藤候補の演説
品川区長選の投票3日前(9月27日)の夕刻、大井町で長妻昭 衆議院議員(立民)と小池晃 参議院議員(共産)の“ダブルあきら”の応援演説のもと、佐藤裕彦候補の演説があった。
品川区長選挙の開票速報・結果(2018年9月30日)
「容認」派と「撤回」派との差は3,882票。浜野氏は西本氏に足を向けて寝られない結果となった。