不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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マンション高騰で、買うかどうか迷っている人へ

首都圏では、新築・中古マンションともに価格が高騰して、なかなか下がらない。普通のサラリーマンには手が出にくい状況が続いている。

いくら金利が低いとはいえ、政府の住宅政策に踊らされて高値づかみで”負動産”を持つのはできれば避けたい。

マンション高騰で、買うかどうか迷っている人へ、判断材料を提供しよう。

※以下の話は、IT長者やパワーカップルなど、カネを腐るほど持っている人は対象外。あくまでも庶民が対象。


もくじ

新築マンションは14年以降、より狭くより高く

首都圏の新築マンションはこの10年間で狭くなったのに、分譲価格は1千万円以上、上昇している(次図)。

14年以降、面積は小さくなり価格は上昇するという、マンション購入者にとっては最悪の時期だった。

分譲価格・専有面積の推移 (首都圏新築マンション)
過去16年間の「首都圏新築マンション市場動向」を可視化」より
 

しかも首都圏では13年以降、低価格帯の供給戸数が激減している(次図)。庶民が新築マンションを買うのが年々厳しくなってきている状況なのである。

f:id:flats:20180122181131p:plain
「同上」より

中古マンションは13年以降、成約価格が上昇

首都圏の新築マンションの発売価格は、投資や爆買い、相続税対策など、非実需要増の影響により13年以降上昇している。中古マンションの成約物件価格のほうも13年以降上昇を続けている(次図)。

首都圏マンション価格推移(新築vs中古)
新築vs中古!過去12年間の「首都圏マンション市場動向」を可視化」より

郊外の新築マンションは将来”負動産”になる!?

千葉や埼玉、神奈川では、「高騰する販売価格を抑えるため」に新築マンションの専有面積がドンドン小さくなっている。特に千葉が顕著(次図)。
郊外のマンションは安くて当たり前。でも、安かろう狭かろうでは将来、”負動産”になりかねない。

新築マンション平均専有面積の推移(1都3県)
郊外で新築マンションの”負動産化”が進んでいる」より

買い急がずに、UR賃貸で待機するという選択肢

これからは空き家がドンドン増えていくので、特に若い世代は急いでマンションを買う必要はないのではないか。20代の若いころから35年間も住宅ローンという”年貢”を払うのは大変だろう。安定的にボーナスがもらえないと、住宅ローン破たんのリスクが高くなる。

そんなに急いで買わなくても、そのうちマンションバブルも弾ける。それまで賃貸に住むという手もある。新築・中古マンションを買えるようになるまでの中継ぎとして、UR賃貸は選択肢の一つになるのではないか

UR賃貸住宅規格だから、そこらのマンションよりもグレードは高い。旧耐震時代の物件でも耐震診断が実施され、必要に応じて耐震改修工事が行われている。最新の住宅設備はないかもしれないが、安全・安心は確保されている。駅近物件も結構多い(次図)。

UR賃貸「お部屋探しキャンペーン」対象物件(23区) 駅徒歩時間の分布
UR賃貸で待機する!? 新築・中古マンション高騰…」より

※当職は、URからおカネをもらっていないし、宣伝を頼まれているわけでもない。念のため。

最終的な判断は、自己責任で!

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2018年6月1日、このブログ開設から14周年を迎えました (^_^)/
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