不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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2023グッドデザイン賞|分譲マンション(23区)

公益財団法人日本デザイン振興会は10月5日、2023年度のグッドデザイン賞の受賞結果を発表。5,447件を対象に審査し、1,548件(28.4%)の受賞を決定。

23区の分譲マンションで受賞した主な物件は13件(次図)。

2023グッドデザイン賞(23区分譲マンション)


物件名

※総戸数の多い順


SHIROKANE THE SKY

SHIROKANE THE SKY
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:東京建物 / 長谷工不動産 / 住友不動産 / 野村不動産 / 三井不動産レジデンシャル
  • 物件概要:港区、45階建て、1,247 戸、2022年10月竣工
本プロジェクトは「安心して快適に暮らし続けられる、やすらぎとゆとりのあるまち」の実現を目標にした約1.7haに及ぶ区域の再開発事業である。 都市構造上の課題を抱えた区域を街区再編し、道路等基盤施設の整備・拡充、古川沿い歩行者通路等の整備を行い、住宅・商業・工場・病院等の多機能が融合した魅力ある複合市街地を創出した。

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プラウドタワー亀戸クロス

プラウドタワー亀戸クロス
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:野村不動産
  • 物件概要:江東区、25階建て、934 戸、2022年1月竣工
大型商業施設跡地だからこそ、地域に貢献し、にぎわいのコアとなる横丁を中心に街区をデザイン。集合住宅と商業施設と違う個性を持つ建物を、格子・切子といった亀戸ゆかりの伝統モチーフで統一。模型でスタディを重ねた横丁と2つの広場から成る街路空間を創造し、人の集まる地域ネットワークの拠点を創出した。

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アトラスシティ世田谷船橋

アトラスシティ世田谷船橋
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:旭化成不動産レジデンス / 大和ハウス工業
  • 物件概要:世田谷区、10階建て、228 戸、2023年2月竣工
かつて首都圏に多く建設された大規模団地は、建物老朽化や住民の高齢化が進み、近年大きな問題となっている。本件は団地そのものの建て替えではないが、大規模団地に隣接する街区として、エリア活性化に貢献できないかと考えた。また、ハウスメーカーならではのノウハウを活かし、ニューノーマル時代への対応の強化にも取り組んだ。

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シティハウス池袋

シティハウス池袋
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:住友不動産
  • 物件概要:豊島区、15階建て、92 戸、2021年12月竣工
敷地周辺は建物が隙間無く建ち並び、立ち止まる「スキマ」が無い。建物のフットプリントを集約し、余白にアプローチを兼ねたコモンスペースを計画。コミュニティ・ベネフィットにより生み出された「街の軒下」を地域に開き、個人住宅では実現しにくい日常生活の拡張領域を提供。行き交う人々が足を止め、コミュニティを育む空間を生み出した。

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ジオ杉並松庵

ジオ杉並松庵
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:阪急阪神不動産
  • 物件概要:杉並区、3階建て、71 戸、2022年8月竣工
杉並区松庵の第一種低層住居専用地域に立地し、同エリアでは最大となる規模感を持つ集合住宅。外観デザインは周辺の街並みとの調和を重視しつつ、ファサードにマリオンを配し、長大な壁面にリズムを持たせた。高低差を利用した共用部の他、専有部には暮らしの多様化に対応する為、住戸から外部を介した空間【&HANARE】を採用した。

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クレヴィア大泉学園

クレヴィア大泉学園
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:伊藤忠都市開発 / 日鉄興和不動産
  • 物件概要:練馬区、5階建て、68 戸、2023年2月竣工
東京都練馬区大泉学園に竣工したファミリー向け分譲マンション。『DIVERSITY BASE』をコンセプトに、利便を享受しながら、良質な住環境とコミュニティを求める人々に向けた多様性マンション。多様な暮らしを未来へ『継ぐ』(住み継ぐ・育て継ぐ・引き継ぐ・刻み継ぐ)、現代の多様な暮らし方を紡ぐ住まいの提案。

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ZOOM神宮前

ZOOM神宮前
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:トーシンパートナーズ
  • 物件概要:渋谷区、13階建て、68 戸、2017年10月竣工
国立競技場、神宮外苑のある豊かで都市性あふれる環境に21タイプ68戸の集合住宅である。中に1.5層や吹抜けのあるメゾネットなどの立体化ユニットを12戸ちりばめた。1階には天井の高い空間を加え、自作の光るテーブルとイスを置き、常時閲覧や会合が可能なライブラリーとした。街に対して視覚的に開き、そのアクティビティを公開した。

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ピアース渋谷

ピアース渋谷
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:モリモト
  • 物件概要:渋谷区、15階建て、67 戸、2022年11月竣工
再開発により刷新される渋谷桜丘に建つ集合住宅である。前面道路へのスケール感に配慮しながら、新しい渋谷中心部のイメージと呼応するようなランドマーク性と、ランダムに傾きを変える高輝アルミパネルのバルコニー手摺が季節や天候によって表情が変わることで親自然的な感性に働きかける集合住宅の佇まいを構想した。

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ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン

ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:三菱地所レジデンス / モリモト
  • 物件概要:目黒区、3階建て、44 戸、2022年6月竣工
自由が丘の1,000坪超の屋敷跡地に誕生した緑豊かな集合住宅。私邸がゆえ守られてきた稀有な自然環境について専門家を交え着工前調査を実施し、一部を保全。販売活動を通じて購入者の共感を喚起し、引渡後も管理組合と継続的に生態系モニタリングを行う。企業が目指す生物多様性保全の価値をエンドユーザーに共有していく仕掛けを創出した。

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ZOOM 戸越銀座

ZOOM 戸越銀座
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:トーシンパートナーズ
  • 物件概要:品川区、9階建て、43 戸、2018年3月竣工
戸越銀座の近隣商業と住居地域をまたぐ敷地に建つ9階建ての集合住宅。近隣への圧迫感を和らげるため水平のスラブの表現をほどこした。各戸のバルコニーの手すりの縦格子を、角度を変えたフラットバーで作ることで、日中の光や影のパターンが変化し、建物全体に独自の表情を与え、バルコニーの開放性とプライバシー確保の両立を実現した。

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ZOOM荻窪

ZOOM荻窪
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:トーシンパートナーズ
  • 物件概要:杉並区、5階建て、42 戸、2023年2月竣工
荻窪の低層住宅が建ち並ぶ地域にある賃貸用の集合住宅である。 やや広い間口寸法をもった25~30㎡の住戸はシンプルで明快なプランニングで、量産化されたワンルームプランではなく可変性をもたせた空間は、変化する生活スタイルに対応する。 ミニマルな表現によるニュートラルな空間は多様な個性の受け皿となるように設計した。

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パークホームズ深沢七丁目

パークホームズ深沢七丁目
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:三井不動産レジデンシャル
  • 物件概要:世田谷、3階建て、31 戸、2023年5月竣工
歴史ある高級邸宅地として知られ、桜の名所としても名高い「深沢七丁目」の立地を活かした低層レジデンス。「桜と木漏れ日が織りなす深沢邸宅」をコンセプトに、「旧新町住宅分譲地」としての歴史を継承しながらも、桜並木や深沢の杜緑地と調和する外観・豊かなランドスケープで、洗練されたゆとりある邸宅を目指した。

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プラウド白金長者丸

プラウド白金長者丸
(C)JDP GOOD DESIGN AWARD

  • 受賞企業:野村不動産
  • 物件概要:品川区、3階建て、26 戸、2023年1月竣工
目黒・恵比寿エリアの低層住宅地に誕生した「プラウド白金長者丸」。線路沿いという立地を逆手にとり、電車からの視認性を意識した「PCコンクリートによるファサード」、バルコニーを室内に内包した「コンサバトリールーム」、音環境が有利な地下に「エントランススタジオ」を計画し、喧騒ある都心における集合住宅の一つの在り方を提案した。

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グッドデザイン賞を受賞した「分譲マンション(23区)」の過去記事。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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