不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


建設会社の売上高ランキングTOP50(2022)

建設会社の大手はどこか。売上高が大きい建設会社はどこか。特に、住宅部門の売上高が大きい建設会社はどこか。

建築系業界紙「日経アーキテクチュア」2023年9月28日号の特集記事「経営動向調査2023 建設会社編」に、2022年度の建設会社の売上高ランキング(建築部門)が掲載されていたので整理しておいた。


もくじ

売上高ランキング(22年度)

建築部門TOP50

売上高が2千億円を超えるのは14位まで。1千億円を超えるのは20位まで(次図)。

建設会社「建築部門」売上高ランキング(2022年度)

建築部門の売上高では、スーパーゼネコン5社(鹿島、清水、大成、大林、竹中)の中に住宅総合メーカーの大和ハウス工業が2位にランクイン。

※( )内数値は、売上高(百万円)

  • 1位:清水建設(1,189,563)
  • 2位:大和ハウスエ業(1,145,560)
  • 3位:鹿島(1,086,206)
  • 4位:大林組(1,051,553)
  • 5位:大成建設(1,004,972)
  • 6位:竹中工務店(981,610)
  • 7位:大東建託(462,695)
  • 8位:長谷工コーポレーション(425,654)
  • 9位:フジタ(333,901)
  • 10位:戸田建設(320,639)

  • 11位:前田建設工業(215,378)
  • 12位:熊谷組(209,381)
  • 13位:五洋建設(208,982)
  • 14位:安藤ハザマ(206,203)
  • 15位:東急建設(192,052)
  • 16位:三井住友建設(189,334)
  • 17位:西松建設(177,269)
  • 18位:鴻池組(171,287)
  • 19位:奥村組(139,362)
  • 20位:浅沼組(106,972)

  • 21位:大和リース(98,548)
  • 22位:イチケン(87,518)
  • 23位:松井建設(82,583)
  • 24位:銭高組(82,068)
  • 25位:ナカノフドー建設(74081)
  • 26位:JFEシビル(72,738)
  • 27位:鉄建建設(72,389)
  • 28位:大末建設(69,846)
  • 29位:日本建設(69,196)
  • 30位:矢作建設工業(67,486)

  • 31位:松尾建設(67,221)
  • 32位:東洋建設(66,912)
  • 33位:福田組(61,442)
  • 34位:大豊建設(58,542)
  • 35位:大本組(57,874)
  • 36位:佐藤工業(55,855)
  • 37位:日本国土開発(55,742)
  • 38位:TSUCHIYA(55,521)
  • 39位:新日本建設(54,206)
  • 40位:東亜建設工業(53,201)

  • 41位:岩田地崎建設(51,151)
  • 42位:木内建設(50,414)
  • 43位:飛島建設(49,360)
  • 44位:ボラテック(49,245)
  • 45位:村本建設(47,678)
  • 46位:大鉄工業(46,956)
  • 47位:多田建設(39,314)
  • 48位:大日本土木(39,045)
  • 49位:青木あすなろ建設(39,043)
  • 50位:東鉄工業(33,216)
建築部門>住宅部門TOP10

建築部門のうち、住宅部門に限った売上高ランキングは、次の通り。

1位は大和ハウスエ業。

※( )内数値は、売上高(百万円)

  • 1位:大和ハウスエ業(534,375)
  • 2位:大東建託(436,918)
  • 3位:長谷工コーポレーション(389,506)
  • 4位:清水建設(81,510)
  • 5位:前田建設工業(75,500)

  • 6位:竹中工務店(69,899)
  • 7位:大林組(63,233)
  • 8位:三井住友建設(57,395)
  • 9位:鹿島(47,010)
  • 10位:ポラテック(46,737)

売上高の推移

建設会社(ゼネコン)の建築部門の売上高上位20社(22年度)の推移を可視化したのが次図。

建築部門の売上高では、これまでダントツだった大和ハウス工業が1.2兆円を下回り2位に。スーパーゼネコン5社(大林・大成・竹中・清水・鹿島)と共に1兆円前後でひしめき合っている。

建設会社の建築部門の売上高推移

建築部門

過去6年間の上位20社を次表に示す。

スーパーゼネコン5社と大和ハウスエ業の背中を追っているのが大東建託と長谷工コーポレーション。

建設会社ランキング(建築部門の売上高)2017-2019
建設会社ランキング(建築部門の売上高)2020-2022

建築部門>住宅部門

建築部門のなかでも特に、住宅部門の売上高に着目した過去6年間の上位10社を次表に示す。

建設会社ランキング(住宅部門の売上高)2017-2019
建設会社ランキング(住宅部門の売上高)2020-2022
※17~19年度に1位だった積水ハウスの20・21年度売上高は「-」(無回答または計算不能)なのでランク外。

大東建託が上位に食い込んでいるのは、過度な営業攻勢の成果なのか(『大東建託の内幕』半年間契約が取れなければクビ)。

あわせて読みたい(過去のランキング) 

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.