国交省は11月18日から来年1月末にかけて、東京・埼玉・神奈川の36会場・延べ60日間、第6フェーズの住民説明会(オープンハウス型)を開催する。
本日(11月18日)、初日の住民説明会(オープンハウス型)が練馬区役所で開催されたので、現地調査を実施した。
参加者に練馬区民は多くない!?
開催場所は練馬区役所1階のアトリウム。午後4時から午後7時まで開催される。午後4時過ぎに駆け付けると、すでに何人かの市民が来ていた(写真)。
ただし、市民の多くは羽田新ルート反対に係るイベントなどでよく見かける人たち。国交省の職員25名、都の職員のほか、TBSと日テレのカメラクルーもいたので、実際の練馬区民は多くないのかもしれない。というか、ダークスーツ姿で腕章を付けた国交省の担当者が最も多い……。
⇒拡大(JPG:234KB)
↓ 会場で配布された資料
国交省担当者に確認した内容
国交省航空局の室長2名(飯田修章室長、鈴木信昭室長)を含め、国交省の職員が25名体制で、丁寧な説明をしてくれるということなので、気になっていたいくつかの点を確認してみた。
飛行検査の状況
10月18日を最後に、飛行検査が実施されていない。その理由と今後の予定?
- ⇒現在は、これまでに検査した結果を分析しているところ。まだいくつかの検査項目が残っているので、12月末までに実施することとしている。だだ、飛行検査をいつから再開するかについては、決まっていない。
実機による飛行検査予定
実機による飛行検査(実機飛行確認)は、1月下旬から実施する予定とされているが、「大型機による試験飛行は2月にならないと実施できない」といったネット情報もある。実施予定はいつになるのか?
- ⇒南風の状況にもよるが、1月30日に実施する予定としている。
某区議会での国交省ヒアリングで国交省担当者は、実機による飛行検査で使われる旅客機は小型機と中型機で、大型機は使わないといった趣旨の発言をしたと聞いているが、そうなのか?
- ⇒小型機、中型機だけでなく、大型機も使用する。
制限表面設定に係る決定告示の日付
先日の公聴会の結果を踏まえ、制限表面設定に係る決定告示が11月に出されることになっている。具体的な日付はいつになるのか?
- ⇒決裁手続きの進捗にもよるので、明確な日付は決まっていない。ただし、予定どおり、11月中には決定告示が出ることになる。
決定告示が出たことを官報に掲載するだけでなく、国交省のHPに掲載しないのか?
- ⇒国交省のHPに決定告示が出たことを掲載する予定はない。
FAQ冊子の改訂
これまで公開されていた「FAQ冊子 v5.1.2」と、今回の住民説明会用に公開された資料「住民説明会で用いるパネル v6.0」との関係は?
- ⇒現在、「住民説明会で用いるパネル v6.0」の内容を反映した資料として「FAQ冊子 v6.0」の改訂作業中。12月上旬にHPで公開する予定。
あわせて読みたい