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羽田新ルート|飛行検査の進捗状況を可視化(追記あり)

羽田新ルートに係る飛行検査(8月30日~12月下旬)がスタートして2か月が経過。予定ではこのあと2か月続くことになっている。

どこまで終了し、このあと12月末までどのような飛行検査が実施されるのか?


もくじ

国交省、古くなった飛行検査予定表を削除

国交省は検査項目と飛行コースが記された予定表を「新飛行経路にかかる飛行検査日程」として不定期に公表している(次表)。

新飛行経路にかかる飛行検査日程
新飛行経路にかかる飛行検査日程|国交省


でも、過去の経緯を追うことができない。なぜならば、国交省が古くなった予定表をわざわざ削除してしまっているからである。

でも心配はいらない。そんなこともあろうかと、国交省が予定表を公表した都度、筆者がツイートして記録してきたからだ(次図)。

筆者がツイートして記録
マン点 19年11月1日

飛行検査の進捗状況を可視化

国交省がこれまで公表してきた予定表をもとに、飛行検査の進捗状況を可視化したのが下表。

この2か月の間に、台風15号・19号と即位礼正殿の儀(10月22日)で中断しているものの、かなりの検査項目が終了している。
具体的には、次の検査項目が終了。

  • 【1】ILS
    ①ローカライザー:C・A滑走路
    ②グライドスロープ:C滑走路
    ③ローカライザー・グライドスロープ両電波:C滑走路
  • 【3】出発方式:RNAV
  • 【4】WAM

まだ終了していない検査項目は、次の項目。

  • 【1】ILS
    ②グライドスロープ:A滑走路
    ③ローカライザー・グライドスロープ両電波:A滑走路
  • 【2】進入方式:RNAV・ILS

羽田新ルートに係る飛行検査(計画)
上表の拡大版

今後の飛行検査の予定(推定)

まだ終了していない検査項目につき、飛行経路図とともに今後の飛行検査の予定を推定してみよう。

結論を先に言えば、過去2か月間の飛行計画を踏まえると、未終了の検査項目のほとんどは終了に近づいているのではないか。

ILS(グライドスロープ):A滑走路

レベル飛行(滑走路への進入経路を一定高度で滑走路に向けて飛行)につき、川越市上空からアプローチする「②-aルート(1回程度)」、中野区上空からアプローチする「②-bルート(70回程度)」とされている(次図)。

すでに終了しているC滑走路の検査期間に照らし合わせると、A滑走路の検査もほとんど終了しているのではないか。

ILS(グライドスロープ)
飛行検査を実施します|国土交通省」より

ILS(ローカライザー・グライドスロープの両電波):A滑走路

ローアプローチ飛行(滑走路への進入コースに沿った経路を飛行)につき、A・C滑走路ごとに40回程度とされている(次図)。

すでに終了しているC滑走路の検査期間に照らし合わせると、A滑走路の検査もほとんど終了しているのではないか。

ILS(ローカライザー・グライドスロープの両電波)
「同上」より

進入方式(ILS、RNAV)

ILS(地上からの誘導電波により飛行する航法)とRNAV(GPS等の衛星信号等を利用し、自機の位置を算出し任意の経路を飛行する航法)につき、A・C滑走路ごとに1回程度とされている(次図)。

回数が「1回程度」と少ないことから、ほとんど終了しているのではないか。

進入方式(ILS、RNAV)
「同上」より

【追記】※11月16日現在

10月18日を最後に、飛行検査は実施されていない(下表)。

未終了の検査は次の項目。

  • 【1】ILS
    グライドスロープ②A滑走路
    ローカライザー・グライドスロープ両電波③A滑走路
  • 【2】進入方式

実機を使った「実機飛行確認」は20年1月下旬から実施される予定。

羽田新ルートに係る飛行検査(計画)
上表の拡大版

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2020年6月1日、このブログ開設から16周年を迎えました (^_^)/
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