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羽田新ルート|「都及び関係区市連絡会」(令和3年度 第4回分科会)出席者は全員置物状態【追記あり】

「羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会」の「令和3年度 第4回分科会」が22年2月8日に開催されていたことをご存じだろうか。

※投稿22年3月2日


もくじ

都及び関係区市連絡会、今回もコッソリ開催されていた

東京都都市整備局の「羽田空港の更なる機能強化について」のページの「最終更新日」が2月28日17時、「令和4年2月28日」に変っていた。

どこが変わったのかと、目を皿のようにしてチェックしていくと、都市整備局の読みづらい「トピックス」に「都及び関係区市連絡会 分科会(第4回)」が追記されたことに気づく(次図)。

毎度のことであるが、トピックスに掲載された日付がないので、ぼーっと見ているだけでは、新着情報であることに気が付かない。また、都HPの新着情報にも都市整備局HPの新着情報にも掲載されていないので、一般の都民が知ることは不可能である(それが狙いか…)。

都及び関係区市連絡会 分科会(第4回)

リンク先を開くと、毎度のごとく、議事録でなく、「議事の要旨」でお茶を濁されてしまっている。

会議の概要はとてもシンプル。

会議の概要
  • 会議名 令和3年度羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会 分科会(第4回)
  • 開催日 令和4年2月8日(火曜日)
  • 出席状況 東京都、港区、新宿区、江東区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、板橋区、練馬区、江戸川区、国土交通省
  • 議事の要旨
    * 国土交通省より、騒音測定結果や部品欠落報告等について説明。

【主な意見及び国の回答等】

 意見なし

【会議資料】

 

公開された「会議資料」(次図)は、国交省が「新飛行経路の定期運用報告(第11回」として2月28日に公表した資料とほぼ同じ。

国交省は2月8日に都及び関係区市連絡会で関係自治体に羽田新ルートの運用状況を報告し、約3週間後の2月28日に、都と示し合わせたように同じ日に関連資料を公表するという手順を踏んでいたことが分かる

都及び関係区市連絡会 分科会(第4回)_会議資料

都民の怒りの矛先は都ではなく、国に向かっている!?

国交省の配布資料(2月28日公表)になかったのは、「(資料6-2)都に寄せられた意見について」(PDF:397KB)。21年11月1日から12月31日までの問合せ件数(速報値)が掲載されている。2か月でたったの29件。

国や国が委託しているコールセンターに寄せされた件数と比較すると、都に寄せられた件数がいかに少ないかがよくわかる(次図)。

都民の怒りの矛先は東京都ではなく、国に向かっているのか。あるいは都民は東京都に羽田新ルートに係る対応を期待していないのか……。

羽田新ルートに関して寄せられた意見の件数(21年)

固定化回避検討会、第5回目は年度内に開催される!?

今回の「分科会」は今年度4回目。昨年度は6回だから、今年度はスローペースで進んできたということになる(次図)。スローペースなのは都議選や衆院選の影響だったのか。

国交省主催による「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」の第5回目は年度内に開催されるのか……。

「羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会」 開催状況

出席した13区の部長らは、全員置物状態…

「主な意見及び国の回答等」は「意見なし」と記載されている。

これまで開催された同連絡会「分科会」においても、また同連絡会「幹事会」においても、「意見なし」とされたことはない。なにがしかの記載があった。

今回出席した13区の関係部長らは、全員置物状態だったのか……。区議会本会議において、区議らが羽田新ルート問題を積極的に取り上げなくなったこと(次図)がこのような状況を許しているということはないのだろうか。

※22年第1回定例会本会議の一般質問で羽田新ルート問題を取り上げたのは13区うち港・品川・大田区議会でそれぞれ共産党1名。

羽田新ルートに係る本会議定例会の 代表・一般質問の質疑応答文字数推移(都・13区)
羽田新ルート|22年第1回定例会(都・区議会まとめ)」より

【追記】開示請求で「出欠表(予定)」「議事概要」入手

※22年3月25日追記

東京都に開示請求していた文書(出欠表(予定)議事概要)を入手したので、以下ひも解く。

※開示請求(3月2日)してから約2週間で入手(3月25日)。

13区のうち5区は代理出席

東京都からは安部文洋都市整備局長理事。13区のうち、部長の代理で参加したのは、5区(江東・品川・目黒・渋谷・北)。

※今回公開されたのは「出席表(予定)」(次表)なので、最終的に誰が出席したのかは確定できない。

出欠表(予定)

関係区の主な発言は「なし」

国交省と東京都の説明に対して、関係区の主な発言は「なし」となっている。

議事概要

国交省は後日(2月28日)公開されることになる資料をもとに、全く質問しない”置物”と化した13区の部長らを相手に説明。しかも13区のうち5区は代理出席。まさに「連絡会」である。

これでは、国交省の”丁寧な説明”の実績作りのために開催したようなものではないか……。

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