不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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建設会社の売上高ランキングTOP50(2020)

建築系業界紙「日経アーキテクチュア」2021年9月23日号に「経営動向調査2021(建設会社編)」として、2020年度の建設会社の売上高ランキングが掲載されていたので整理しておいた。

※最新版(設計事務所編 2022・建設会社編 2022) もご覧ください。


もくじ

売上高ランキング(20年度)

建築部門TOP50

売上高が2千億円を超えるのは12位まで。1千億円を超えるのは21位まで(次図)。

建設会社「建築部門」売上高ランキング

 

建築部門の売上高では、スーパーゼネコン5社(鹿島、清水、大成、大林、竹中)を抑えて、住宅総合メーカーの大和ハウス工業が1位。

※( )内数値は、売上高(百万円)

  • 1位:大和ハウスエ業(1,220,318)
  • 2位:大林組(926,711)
  • 3位:清水建設(917,145)
  • 4位:竹中工務店(911,796)
  • 5位:大成建設(831,908)
  • 6位:鹿島(782,253)
  • 7位:長谷工コーポレーション(411,902)
  • 8位:大東建託(401,712)
  • 9位:戸田建設(314,126)
  • 10位:フジタ(252,646)

  • 11位:熊谷組(238,794)
  • 12位:前田建設工業(214,393)
  • 13位:三井住友建設(193,904)
  • 14位:安藤ハザマ(192,111)
  • 15位:西松建設(189,343)
  • 16位:鴻池組(172,235)
  • 17位:五洋建設(170,117)
  • 18位:東急建設(138,991)
  • 19位:浅沼組(109,180)
  • 20位:奥村組(105,106)

  • 21位:大和リース(102,356)
  • 22位:イチケン(87,936)
  • 23位:佐藤工業(87,668)
  • 24位:鉄建建設(82,355)
  • 25位:福田組(81,560)
  • 26位:松井建設(81,458)
  • 27位:日本建設(80,883)
  • 28位:ナカノフドー建設(77,510)
  • 29位:銭高組(72,246)
  • 30位:北野建設(64,245)

  • 31位:矢作建設工業(62,546)
  • 32位:日本国土開発(59,067)
  • 33位:JFEシビル(57,919)
  • 34位:合田工務店(57,896)
  • 35位:大豊建設(57,175)
  • 36位:東亜建設工業(57,028)
  • 37位:大末建設(54,669)
  • 38位:松尾建設(54,264)
  • 39位:村本建設(51,606)
  • 40位:木内建設(50,507)

  • 41位:東洋建設(47,574)
  • 42位:岩田地崎建設(46,045)
  • 43位:大鉄工業(44,788)
  • 44位:TSUCHIYA(43,833)
  • 45位:飛島建設(43,775)
  • 46位:ピーエス三菱(40,535)
  • 47位:大本組(40,426)
  • 48位:ボラテック(39,613)
  • 49位:松村組(39,329)
  • 50位:青木あすなろ建設(38,887)
建築部門>住宅部門TOP10

建築部門のうち、住宅部門に限った売上高ランキングは、次の通り。

1位は大和ハウスエ業。

※( )内数値は、売上高(百万円)

  • 1位:大和ハウスエ業(553,127)
  • 2位:長谷エコ一ポレ一ション(390,447)
  • 3位:大東建託(383,554)
  • 4位:竹中工務店(85,869)
  • 5位:清水建設(78,408)
  • 6位:三井住友建設(67,425)
  • 7位:熊谷組(54,225)
  • 8位:大林組(51,823)
  • 9位:大成建設(50,280)
  • 10位:前田建設工業(40,300)

5年連続1位だった積水ハウスの20年度売上高は「-」(無回答または計算不能)なのでランク外。

売上高の推移

建設会社(ゼネコン)の建築部門の売上高上位20社(20年度)の推移を可視化したのが次図。

東京五輪特需や首都圏の大型再開発が19年度に一服したことなどから、20年度は多くのゼネコンの売上高が減少した。

建築部門の売上高では大和ハウス工業がダントツで、16年度以降1.3兆円超をキープしていたが、20年度は1.2兆円近くまでダウン。

第2グループは、スーパーゼネコン5社(大林・大成・竹中・清水・鹿島)が1兆円前後でひしめき合っていたが、20年度は9千億円前後までダウン。

建設会社の建築部門の売上高推移

建築部門

過去6年間の上位20社を見ると、スーパーゼネコン5社と大和ハウスエ業の背中を追っているのが大東建託と長谷工コーポレーション。

建設会社ランキング(建築部門の売上高)2015-2017

建設会社ランキング(建築部門の売上高)2018-2020

建築部門>住宅部門

建築部門のなかでも特に、住宅部門の売上高に着目した過去6年間の上位10社を次表に示す。

建設会社ランキング(住宅部門の売上高)2015-2017

建設会社ランキング(住宅部門の売上高)2018-2020
※3年連続1位だった積水ハウスの20年度売上高は「-」(無回答または計算不能)なのでランク外。

 

大東建託が上位に食い込んでいるのは、過度な営業攻勢の成果か(『大東建託の内幕』半年間契約が取れなければクビ)。

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