国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の目黒区で36か所目。目黒区内で開催されるのは今回が初めて。
目黒区内で初のパネル展示
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧して、「目黒区における情報発信拠点の開設について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
目黒区総合庁舎1階で、6月10日(月)から14日(金)までの5日間、羽田新ルートに係る情報発信拠点(パネル展示)が開設される(次図)。
国交省の実績作り36か所
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の目黒区で36か所目。目黒区内で開催されるのは今回が初めて(次表)。
国交省がこれまでに羽田新ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設したのは、17年度11か所、18年度19か所。19年度6か所(5月30日現在)。
23区のうち13区の上空に羽田新ルート が設定されているのに、いまだに教室型説明会が実施されていない区は4つ(江東、目黒、大田、中野)(羽田新ルート|なぜ、教室型説明会が開催されない区があるのか)。
目黒区は、パネル展示でお茶を濁されている……。
「説明員はおりません」
目黒区はどうしているのかと言えば――
「めぐろ区報」最新号(5月25日号)には掲載されていないが、目黒区HPには「お知らせ」として5月30日付で掲載されている(次図)。
同リンクをクリックすると、6月10日(月)から14日(金)までの5日間、目黒区総合庁舎1階の休憩コーナーで情報発信拠点(パネル展示)の開設される旨が記されている(次図)。
「説明員はおりません」。
これを読んで「行ってみよう」と思う目黒区民が何人いるのか……。
会場ではサウンドシミュレーターにより航空機騒音を疑似体験することができます。
サウンドシミュレーターは平成31年2月17日、18日に目黒区内で開催された羽田空港機能強化に関する説明会で使用したものと同じものです。説明員はおりませんので、ご自身で操作していただきます。