池袋の民泊を拠点として偽造カードを使用していたとして、マレーシア人の男女2人が逮捕された。
2週間ほど前に世田谷の民泊で台湾人2人がクレカ偽造で逮捕されたばかりなのだが。
現在審議中の豊島区民泊条例案は今回の事件の影響を受けないのだろうか……。
池袋の民泊拠点にマレーシア人男女がカード詐欺か(テレ朝)
池袋の民泊を拠点として偽造カードを使用していたとして、マレーシア人の男女2人が逮捕された。
また“民泊”悪用 マレーシア人男女がカード詐欺か
東京・池袋の民泊を拠点として偽造カードを使用していたとして、マレーシア人の男女2人が逮捕されました。
(中略)
警視庁によりますと、タン容疑者らは今月12日に来日し、寝泊まりをしていた池袋の民泊施設を拠点に偽造カードの使用を繰り返していたということです。民泊施設からは高級腕時計など約30点が押収されました。(以下略)(テレ朝news 3月22日)
豊島区民泊条例案は特に規制強化が組み込まれていないが…
豊島区の民泊条例案は、特に規制強化が組み込まれていない。新宿区や文京区などのように住宅地での平日の民泊を禁止されてないのだ。
高野之夫豊島区長は、平成30年第1回定例会初日(2月14日)の「招集あいさつ・所信表明」のなかで、「警察・・・地域の皆様とタッグを組んで、安全・安心・健全な住宅宿泊事業を育てていきたい」としている。
本区としても、届出前の事前準備と近隣住民への周知、民泊標識の掲示、営業日数の遵守など、住宅宿泊事業者や管理業者への指導を徹底するとともに、国、東京都、警察・消防などの関係機関、そして地域の皆様とタッグを組んで、安全・安心・健全な住宅宿泊事業を育てていきたいと考えております。
「平成30年 第1回区議会定例会(3月26日が最終日)」で提案されている「第23号議案 豊島区住宅宿泊事業の適正な運営の確保に関する条例」は今回の事件の影響を受けないのだろうか……。
民泊を悪用した犯罪は10件目
民泊を悪用した犯罪で報じられた事件は、これが10件目。
盗撮、窃盗、空き巣、性的暴行、覚醒剤密輸、不正出金。住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されると、このような犯罪は防げるのか。あるいは世間が事件慣れして、ニュースバリューがなくなっていくのか……。
これまでに報じられた事件は次の9件。
- 18年3月 東京:台湾出身の男2人逮捕!世田谷の民泊でクレカ偽造
- 18年2月 大阪:大阪の民泊で女性監禁容疑、米国籍の男逮捕
- 18年1月 東京:民泊を拠点に空き巣か、自称“韓国籍”の男2人逮捕
- 17年11月 大阪:盗撮目的のヤミ民泊容疑!大阪府警が会社員男送検
- 17年10月 東京:民泊拠点の韓国人窃盗グループ
- 17年9月 京都: 民泊拠点に空き巣容疑 韓国の2人追送検
- 17年7月 福岡:”安全神話”に一撃!? 民泊の女性に性的暴行容疑
- 17年6月 東京:民泊で初の違法薬物事件!
- 17年5月 東京:台湾人らが無許可民泊拠点に不正出金