修繕積立金
修繕積立金は安ければ良いというものではない。将来、修繕工事が必要になった時に積立金が不足して困るのはマンション購入者自身だからだ。
住宅金融⽀援機構が公開している「長期修繕ナビ」の解説書に記載されているデータが参考になるということをご存じだろうか。
修繕積立金の月額が著しく低く設定されていると大規模修繕に必要な額が十分に積み立てられないから、将来困るのはマンションを購入した住民だ。マンションの売主が困ることはない。
マンションの修繕積立金が安いことは必ずしもウェルカムではない。 時間が経つにつれて管理組合の財政が苦しくなってくると、値上げの必要性に迫られることになるが、合意形成は困難を極めるからだ。
マンションの大規模修繕工事は何年周期が適切なのか。工事費用はどのくらいかかるのか。相場や目安を知りたいが、どうすれば分かるのか。
知らないうちに自分が階下への漏水被害への加害者になっていたら、きっとあたふたするに違いない。築20年を超える中古マンションの購入を検討している人には強くおススメしたい1冊。
国交省は 「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」を10年ぶりに改訂。同ガイドラインに基づいて、『修繕積立金の妥当性チェック(改訂版)』を作ってみた。
丸山穂高 衆議院議員(N国党)が6月4日に提出した質問主意書に対する政府答弁書が公開されたのでひも解いてみた。
衆議院の質問主意書309件のなかにマンションの修繕計画に係る質問主意書が埋もれていたので、ひも解いておいた。