大阪府警は11月6日、盗撮目的のヤミ民泊容疑で、会社員男性(42)を書類送検。
韓国外交部は7月18日、福岡市内の民泊で発生した韓国人女性への性的暴行事件を受けて、日本の民泊盗撮リスクの注意喚起情報を発信しているのだが……。
盗撮目的でヤミ民泊、会社員送検-大阪府警
宿泊は約2年間で28回しかなく、赤字だったが、盗撮のために営業を続けていたという。
盗撮目的でヤミ民泊=容疑で会社員送検-大阪府警
無許可で民泊を経営し、客を盗撮していたとして、大阪府警守口署は6日、旅館業法違反と軽犯罪法違反の疑いで、津市の会社員の男(42)を書類送検した。
送検容疑は8月下旬、大阪府守口市内のマンションに無許可で男女2人を宿泊させ、浴室の脱衣所などに仕掛けたカメラで盗撮した疑い。(中略)
脱衣所とリビングに、火災報知機や置き時計に偽装した隠しカメラを設置し、盗撮していた。宿泊は約2年間で28回しかなく、赤字だったが、盗撮のために営業を続けていたという。(時事通信 11月6日)
なぜ盗撮が発覚したのか?
湿度が高い場所(脱衣場の天井)に火災報知機があるのを不審に思い、警察に通報したという。
(略)今年8月、この部屋を男女が利用した際、女性が脱衣場の天井に火災報知機が取り付けられているのを見つけます。湿度が高い場所に火災報知機があるのを不審に思い、警察に通報。調べたところ、中にカメラが設置されていたのです。(以下略)
(TBS NEWS 11月6日)
犯罪絡みの違法民泊の摘発は5件目
これまで、犯罪絡みで違法民泊の摘発が報じられたのは、下記の4件。
- 17年10月 東京:民泊拠点の韓国人窃盗グループ
- 17年9月 京都:民泊拠点に空き巣容疑 韓国の2人追送検
- 17年7月 福岡:民泊の女性に性的暴行容疑 貸主の男逮捕
- 17年6月 東京:「民泊」悪用し覚醒剤密輸した男女を逮捕
韓国外交部 日本の民泊盗撮リスクに注意喚起
今回のような盗撮目的のヤミ民泊摘発が報じられたのは初めてだ。
韓国外交部(日本の外務省に相当)は7月18日、福岡市内の民泊で発生した韓国人女性への性的暴行事件を受けて、既に次の注意喚起情報を発信しているのだが――民泊推進に前のめりな政府のもと、国内ではヤミ民泊の危険性がどの程度共有化されているのか……。
最近、日本の福岡地域を観光訪問した私たち(韓国)国民が「Airbnb」を通じて予約した民泊で、盗撮、性暴行などの不快なことが発生しており、細心の注意が要望されます。
※詳しくは、「韓国外交部が注意喚起!日本でのAirbnb利用民泊」参照。