国土交通省は3月31日、「住宅着工統計(令和3年2月分)」を公表。
都内の分譲マンション着工戸数は前年同月比▲39.0%減。例年にない落ち込みは新型コロナの影響なのか……。
ざっくり言うと
21年2月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数は60,764 戸。
- 前年同月比3.7%減、20か月連続の減少。
分譲住宅は17,398戸
(前年同月比14.6%減、先月の増加から再びの減少)
- マンションは6,779戸(27.5%減、先月の増加から再びの減少)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比▲27.5%減
2月は前年同月比▲27.5%減。
「先月の増加から再びの減少」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲37.5%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
※黒色破線は、多項式(5次)の近似曲線。以下同じ。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲37.5%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲39.0%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲39.0%減。
各年2月の変化を可視化したのが次のグラフ。
例年にない落ち込みは新型コロナの影響なのか……。
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