12月3日（火）夕刻、大井町きゅりあん（大井町駅徒歩1分）で開催された『都心低空飛行問題シンポジウム第2弾』に参加してきたのでまとめておいた。
※シンポジウム第1弾（7月19日開催）は「NHKの拡散効果に期待！『都心低空飛行問題シンポジウム』」参照。
- シンポジウム概要
- 第1部 報告：主催者による現況報告
- 第2部 講演：降下角3.5度への引き上げ策の危険性
- 第3部 国政からの羽田問題連帯（議員3名登壇）
- 第4部 訴えと支援要請：住民投票条例／行政訴訟
シンポジウム概要
- 日時：12月3日（火）19:00～21:00
- 場所：大井町きゅりあん（大井町駅徒歩1分）
- 参加費500円（18歳以下無料）
- 主催：羽田問題解決プロジェクト
会場全景（拡大 PDF:339KB）参加者277名（主催者発表）
国交省は8月30日から検査飛行を開始し､10月29日には制限表面公聴会､11月中旬にIATAでの新ルートの国際間調整と次々に準備を進め､2020年1月末から実機による試験飛行､そして3月29日からはいよいよ本番運用を始めるとしています｡（中略）
そこで羽田問題の解決に向けて､専門家／政治家／市民団体それぞれの立場から最新の情報を持ち寄って報告と呼びかけを行い多くの皆様のご理解･共感を得たいと考えます｡奮ってご参加ください。
（シンポジウム案内書から）
プログラムは下記のとおり。
第1部 報告
主催者 羽田問題解決プロジェクト代表 大村究氏による現況報告
第2部 講演
航空評論家 杉江弘氏（日本航空元機長）が降下角3.5度への引き上げ策の危険性などを解説
第3部 国政からの羽田問題連帯※初鹿議員は、国会対応による遅れで、第4部途中で登壇。
- 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム 衆議院議員 松原 仁
- 同上 初鹿 明博
- 日本共産党 参議院議員 山添 拓
第4部 訴えと支援要請
- 住民投票条例（羽田増便による都心低空飛行に反対する品川区民の会共同代表 秋田 操）
- 行政訴訟（渋谷の空を守る会共同代表 須永智男／黒田英彰）
第1部 報告：主催者による現況報告
羽田問題解決プロジェクト代表 大村究氏による現況報告。
第2部 講演：降下角3.5度への引き上げ策の危険性
航空評論家 杉江弘氏（日本航空元機長）による講演。国交省が騒音対策として打ち出した降下角3度から3.5度への引き上げ策の危険性に警鐘を鳴らした。
第3部 国政からの羽田問題連帯（議員3名登壇）
羽田新ルート問題に関心の高い国会議員3名（松原仁 衆議院議員、初鹿明博 衆議院議員、山添拓 参議院議員）が登壇し、国政での対応状況を報告。
以下、2名については、メッセージが代読された。
- 社会民主党副党首 福島瑞穂 参議院議員
- れいわ新選組 木村英子 参議院議員
第4部 訴えと支援要請：住民投票条例／行政訴訟
羽田増便による都心低空飛行に反対する品川区民の会共同代表 秋田 操氏による、羽田新ルートの賛否を問う「住民投票条例」の制定に向けた動きの報告。
渋谷の空を守る会共同代表 須永智男氏と黒田英彰氏による、羽田新ルート運用開始に係る執行停止など、裁判提訴の準備状況が報告された。
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