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首都圏新築マンション市場動向(19年9月)|23区発売単価、下落傾向を見せ始めたか

不動産経済研究所は10月17日、「9月の首都圏新築マンション市場動向」を発表。

  • 発売3割減の2,359戸、埼玉県以外が減少。契約率も56.8%に低下
  • 戸当たり5,991万円、m2単価91.3万円といずれも2カ月連続の上昇

これだけではよく分からないので、同研究所が過去に発表した数値データも含め、いつものように、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。


もくじ

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

発売単価は、上下動を繰り返しながら上昇から鈍化の兆候を見せている販売在庫数はいまだ高水準を維持。発売戸数は上下動が激しが、やや下降傾向(次図)。

マンション市場は失速し始めたのか……。

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

発売戸数の推移(1都3県)

23区に着目すると、9月の発売戸数1,111戸は、前年同月比で▲23.8%減(次図)。

発売戸数の推移(1都3県)

m2単価の推移(1都3県)

23区の発売単価は、上下動を繰り返しながら、上昇傾向が続いていたが、下落傾向を見せ始めたか(次図)。

m2単価の推移(1都3県)

価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

23区の発売戸数の割合は、これまで5千万円を境に2極化している。5千万円以下の価格帯の供給割合は激減(次図)。

新築マンション価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

億ションの発売戸数・率の推移(23区)

億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、18年9月の4.5%を底に増加に転じている(次図)。

新築億ション発売戸数・率の推移(23区)

まとめ

マンション市場は失速し始めたのか。

  • 首都圏の発売単価は、上下動を繰り返しながら上昇から鈍化の兆候を見せている。販売在庫数はいまだ高水準を維持。
  • 23区の発売単価は、上下動を繰り返しながら、上昇傾向が続いていたが、下落傾向を見せ始めたか。
  • 23区の発売戸数の割合は、これまで5千万円を境に2極化。5千万円以下の価格帯の供給割合は激減。
  • 23区の億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、18年9月の4.5%を底に増加に転じている。

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