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羽田新ルート|中野サンプラザ跡地に超高層建物は建てられるのか?

羽田新ルートによる建物の新たな高さ制限によって、中野サンプラザ跡地に計画されている超高層建物が高さ制限に引っかかるのではないのか、というツイートが流れてきた。


もくじ

ツイート:中野サンプラザ跡地の超高層建物…

羽田新ルートによる建物の新たな高さ制限によって、中野サンプラザ跡地に計画されている超高層建物が高さ制限に引っかかるのではないのか、というツイートが流れてきた。

どういうことなのか?

国交省が9月30日に公表した「羽田空港の制限表面の変更に関する公聴会の開催案内」に添付されている「新しく設定を予定している制限表面拡大図」を見てほしい。

中野サンプラザは、羽田新ルートの運用に伴い新たに設定されようとしている「外側水平表面」のエリア内に建っているのだ(次図)。

中野サンプラザは、羽田新ルートの運用に伴い新たに設定されようとしている「外側水平表面」のエリア内に建っている
「新しく設定を予定している制限表面拡大図」に筆者がピンクを加筆

中野サンプラザ跡地に50階程度の超高層建物!?

現在の中野区役所、中野サンプラザを中心とした中野駅新北口駅前エリアは、再整備することで、19年3月に都市計画決定されている。

区役所・サンプラザ地区再整備事業に係る事業協力者として16年10月に選定された事業者(代表企業:野村不動産)の提案概要書には、50階程度の超高層建物が描かれている(次図)。

中野サンプラザ跡地の超高層建物の計画

この超高層建物は、「外側水平表面」の高さ制限に引っかからないのか?

中野サンプラザ跡地に超高層建物は建てられるのか?

「外側水平表面」の高さ制限は何メートルなのか?

国交省が9月30日に公表した「羽田空港の制限表面の変更に関する公聴会の開催案内」には、肝心の高さが示されていない。

国交省東京航空局が運用している「東京国際空港高さ制限回答システム」で確認してみた。

もちろん、同システムでは、今回新たに設定される「外側水平表面」の情報は表示されない。そこで、既存の「外側水平表面」の高さ制限を確認してみることにした。

たとえば、葛飾区役所(葛飾区立石5丁目13−1)の高さ制限は「約301m」となっている(次図)。

葛飾区役所(葛飾区立石5丁目13−1)の高さ制限は「約301m」


「外側水平表面」エリアの高さ制限は「約301m」だから、中野サンプラザ跡地に建つ超高層建物が50階程度であれば、建物高さ200m(≒階高4m×50階)だから建設することができる、というのが結論。 

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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