国交省が羽田新ルートの運用を3月29日から始める方向で最終調整に入ったことを報じる読売の記事。
この3月29日という期日を公にしたのは、今回の読売の記事が初めてではないか。
羽田新ルート 来年3月 最終調整(読売)
国交省が羽田新ルートの運用を3月29日から始める方向で最終調整に入ったことを報じる読売の記事。
羽田新ルート 来年3月 最終調整
国土交通省は、羽田空港を利用する国際線の増便のため、東京都心の上空を通る新たな飛行ルートの運用を来年3月29日から始める方向で最終調整に入った。
今月末から関係自治体への説明会を開いた上で正式決定する。
(中略)
関係者によると、20年夏の東京五輪・パラリンピックに間に合わせるため、国交省は定期航空便のダイヤが切り替わる3月29日から新ルートの運用を始めたい考えだ。(読売新聞 7月27日)
読売が国交省の言い分を垂れ流し!?
東京都が「羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会(第1回)」を報じたのは7月26日。同連絡会(7月30日開催予定)のあと、国の協議会(首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会)が開催されることになる。
国交省が羽田新ルートの運用開始時期を3月29日に調整を進めていることは、一部の関係者にとっては周知の事実(羽田新ルート|「都・関係区市連絡会」後の展開)。
この3月29日という期日を公にしたのは、今回の読売の記事が初めてではないか。
問題は、読売が国交省の言い分を垂れ流しにしていることだ。
関係者によると、・・・国交省は・・・3月29日から新ルートの運用を始めたい考えだ。
落下物・墜落事故の危険リスクや騒音問題、地域住民から反対の声が多数あることなどには全く触れていないのである。
3月29日運用開始の既定路線化を支援する、政権の広報紙……。