国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の新宿区で24か所目。
新宿区でパネル展示が行われるのは、今年の2月に続き今回が2回目。
新宿区で2回目のパネル展示
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧していて、11月26日付けで「新宿駅西口広場における情報発信拠点の開設について」のお知らせが掲載されていることに気がついた。
新宿駅西口広場で、12月12日(水)から12月14日(金)までの3日間、羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)が開設される(次図)。
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の新宿区で24か所目。
新宿区でパネル展示が行われるのは、今年の2月に続き今回が2回目。(次表)。
今回の新宿駅西口広場はたくさんの見学者期待できそうなのだが、なぜか開設期間はたったの3日間。しかも最終日は16時までだ。「国交省はたくさんの人に来てほしくない」と思われても仕方がないのではないか。
国交省の実績作りが加速している
8月以降、パネル展示の開設頻度が増している。昨年度は11か所であったが、今年度はすでに13か所(次図)。
事前の周知期間は伸びたが、開設日数はやや短くなった。
新宿区民の3割(9万人)が騒音の影響を受ける
新宿区上空にはC滑走路到着ルートが設定されている。南風・好天時(年間4割)、15~19時の時間帯のうちの3時間、1時間当たり30回(2分ごと)の頻度で上空から騒音が降り注ぐ。
新宿駅の上空900mを大型機が通過(C滑走路到着ルート)する際に、地上での騒音レベルは約70dB(次図)。
新宿区民の3割(9万人)が騒音の影響を受ける可能性があるのだが、さて、新宿区民の何人がこのパネル展示を見に行くのか……。