天然ガスタンク製造企業本社の跡地に建つ、15階建ての大規模マンションの広告。
物件概要
【予告広告】大手町駅直通11分、駅徒歩13分。総戸数267戸、15階建。販売戸数/未定、2LDK(65.04m2)~4LDK(80.00m2)。販売価格/未定。平成32年2月竣工(本チラシ掲載日の1年1か月後)。
- 2月2日(金)の物件と同じ。
窓付き玄関 Be-NEXT(ビーネクスト)
新聞半紙大の広告裏面に「窓付き玄関」の小さな参考写真が掲載されている。
↓ こんな感じ
- 窓からの採光による明るい玄関。
- 上部は開閉可能で住戸内に風の流れをつくりだします。
窓付き玄関のマンションは珍しい。
ネットでググると、長谷工の次世代マンション企画「Be-Next」シリーズで、「時代にマッチした住宅性能の確保~環境・防災への配慮~」として開発された「玄関ホールには明るく、通風を確保する“窓付き玄関ホール”」のことであることが分かる。
窓付き玄関のメリット・デメリット
窓付き玄関の最大のメリットは、玄関の明るさを確保できること。通常のマンションの玄関は日が入ってこないから一日中暗い。玄関から出入りするたびに人口照明に頼らざるを得ない。暗いことに慣れてしまえば何ということはないのかもしれないが、やはりここは自然光がうれしい。
二つ目のメリットとしては、小窓からの通風が確保できることだ。気候の良い時期は、玄関~リビング間の気流を感じることができる。
一方、窓付き玄関のデメリットは、防犯性能への懸念。小窓のほうは網入り型板ガラスだし、明り取りの不透明ガラスのほうは防犯用の合わせガラスだから、あまり心配する必要はないのだが、気になる人にとっては気になるものだ。
二つ目に考えられるデメリットとしては、断熱性能・防露性能に劣ること。特に冬期のガラス面の結露の発生の有無が気になるところ。
採光・通風を優先させるか、防犯・断熱を優先させるか、その人の価値観によって判断は分かれるであろう。
ちなみに、筆者は窓付き玄関や窓付き浴室、窓付きトイレのマンション(共同住宅)に住んだ経験がある。窓ありから、窓無し玄関・窓無し浴室のマンションに引っ越した当初は、なんとも暗い気分になったものだが、すぐに慣れた。個人的には窓付き玄関、窓付き浴室のマンションが好きだ。
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(本日、マンション広告3枚)