不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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【動画】首都圏新築分譲マンション契約者の自己資金比率(22年間の変化)

マンションを購入する際の自己資金、いわゆる頭金ついて、どの程度用意すべきか?

従来は、自己資金の割合として2割が推奨されてきた。でも、日銀の異次元緩和によって住宅ローン金利が低下したことから、2割どころか自己資金ゼロ、頭金なしのフルローンで住宅ローンを組む人たちが増えてきた。

特に、マイナス金利が導入された(16年2月16日)あたりから、自己資金比率5%未満の割合が急増している(次図)。

自己資本比率の割合別推移(首都圏新築マンション)
新築マンション購入の自己資金、皆はどのくらい用意しているのか」より

 

首都圏で新築分譲マンションを購入した世帯の自己資金比率について、22年間(01~22年)の変化をまとめたのが次のYouTube動画(13秒)である。

低金利を追い風に、自己資金「5%未満」の割合は、16年に2割を超え、20年には3割に迫っている。


首都圏新築分譲マンション契約者の自己資金比率(22年間の変化)- YouTube

黒田総裁から植田新総裁に交代して、すぐに住宅ローン金利に影響が出ることはないとしても、今後マンションを購入する人にとって、頭金をどうするのか、頭の痛い問題であるに違いない。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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