選挙が近づいて来ると、羽田新ルートに対して「なんちゃって反対派」候補が増えてくる。選挙公約ではなく、過去の議会での発言や投票行動などで評価するのが賢い有権者ではないだろうか。
渋谷区議会で自民(9人)に続く第2会派「シブヤを笑顔にする会」(略称:シブヤ笑顔)の8人の素顔を研究してみた。
※以下長文。時間のない方は「まとめ」と「雑感」をお読みいただければと。
※敬称略。
- 「シブヤ笑顔」発足経緯
- 「シブヤ笑顔」8人の略歴
- 「シブヤ笑顔」発言実績
- 請願・陳情・意見書の議決・審査結果
- 区議選、得票数・順位の推移
- 政務活動費
- 政治資金
- まとめ
- 雑感(シブヤ笑顔、長谷部区長支持の1点で寄り集まった会派)
「シブヤ笑顔」発足経緯
「シブヤを笑顔にする会」の母体は、長谷部健区長が区議時代に副幹事長をしていた「無所属クラブ」。15年4月の区議会選挙後に5名により結成された。
会派といえば前期の「無所属クラブ」からは区長に転出した長谷部健くんが抜けました。選挙で残った薬丸義人議員、小栁政也議員、伊藤たけしに加え新たに無所属の岡田マリ議員、日本を元気にする党所属、初当選の田中たくみ議員が議会活動を共にすることになりました。
15年区議選前の「無所属クラブ」は次の4人。長谷部区長を除く3名がシブヤ笑顔に加入。
- 幹事長:薬丸義人
- 副幹事長:長谷部健
- 会計:伊藤毅志
- 会員:小柳政也 ←19年の区議選で落選
また、15年区議選前の「無所属渋谷」の2人のうち、当選した岡田麻理がシブヤ笑顔に加入。
※岡田麻理は11年3月30日、本会議後の会派総会(民主党渋谷区議会議員団)の佐々木議員の処分を決定した後の時点で、「会派運営に問題がある」として会派を離脱し、「無所属渋谷」を結成(活動日記12年4月4日|渋谷区議会議員・鈴木けんぽう)。
- 幹事長(会計):岡田麻理
- 副幹事長:佐々木弘明←19年の区議選で落選
シブヤ笑顔結成時の5人目は、「日本を元気にする会」(旧みんなの党)公認で初当選した田中匠身。
「シブヤ笑顔」8人の略歴
シブヤを笑顔にする会(略称:シブヤ笑顔)8人の略歴を以下、区議会HP記載順(21年年7月21日現在)に示す。
元民主・佐藤真理議員(4期)や過去に区議会議長を務めたこともある重鎮の元自民・伊藤毅志議員(8期)、旧みんなの党・田中匠身議員(2期)やピカピカの1期(橋本・森田・神薗)まで、背景も政治姿勢もバラバラ。
- 幹事長:岡田麻理
- 4期、54歳、駒澤短大卒⇒スプリングフィールド大卒、バイオテクノロジー系外資系企業
- 副幹事長:橋本侑樹
- 1期、30歳、東大文卒、元ライブアイドル
- 音喜多駿が設立した「あたらしい党」の公認で19年初当選
- 会計:森田由紀
- 1期、52歳、大手メーカー等に勤務 ※学歴未公開
- 長谷部区長の応援を受けて(次図)、無所属で初当選。
(渋谷区議会議員選挙公報 平成31年4月21日)
- 神薗麻智子
- 1期、43歳、ベネッセコーポレーション ※学歴未公開
- 無所属で当選後、シブヤ笑顔に所属
- 田中匠身
- 2期、54歳、(株)DECO代表取締役(創業者)、京大文学部卒
- 日本を元気にする会(旧みんなの党)公認で初当選。同会は所属の区議は1人だったため「無所属クラブ」に合流し、その後シブヤ笑顔を結成
- 薬丸義人
- 4期、58歳、元東京トヨペット社員、明大卒
- 4期とも無所属で当選。15年以降は、シブヤ笑顔に所属
- 佐藤真理
- 4期、71歳、三菱電機⇒講談社など、法政大卒
- 1~3期までは民主党。4期目は無所属で当選後、シブヤ笑顔に所属
- 伊藤毅志
- 8期、61歳、早大卒。
- 1~4期までは自民党、5期以降は無所属で当選。07年無所属議員、11年無所属クラブ、15年以降シブヤ笑顔に所属
- 区議会議長:01年5月18日~02年5月20日
「シブヤ笑顔」発言実績
選挙が近づいて来ると、羽田新ルートに対して「なんちゃって反対派」候補が増えてくる。安直な選挙公約に騙されないよう、候補者の過去の発言・行動で評価したい。
「渋谷区議会 会議録検索システム」を利用して、すべての年の「定例会」「臨時会」「委員会」を対象に、キーワードを「羽田」として、「発言者」をシブヤ笑顔8人の名前で検索すると13件の文書がヒットした(23年2月26日現在)。
※2023年に開催された定例会・委員会に係る議事録はまだ登録されていない(23年2月26日現在)。
紹介議員の1人として請願書を説明する伊藤議員がいるかと思えば(21年10月交通・公有地問題特別委員会)、意見書の取下げに賛成した田中議員(21年3月幹事長会)や請願の継続(⇒その後廃案)に賛成した薬丸議員(19年3月交通・公有地問題特別委員会)もいる。
以下、議員別、新しい順に整理する。
岡田:請願の採択に賛成ほか
- 20年6月15日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田空港増便による都心低空飛行計画の抜本的な見直しを国に求める請願」の採択に賛成
- 19年3月19日 幹事長会にて、シブヤ笑顔から「羽田空港増便による都心低空飛行計画の見直しを国に求める意見書」を提出
- 16年9月21日 交通・公有地問題特別委員会にて、国交省の「羽田空港機能強化に係る環境影響等に配慮した方策」につき、区HPでの情報強化などを要望
橋本:渋谷区地域防災計画のなかで羽田新ルートに言及
- 19年11月21日 第4回定例会本会議の代表質問で、渋谷区地域防災計画に道路災害、鉄道災害、航空災害や大規模停電などに対応する事故災害対策編を追加すべきとし、そのなかで羽田新ルートに係る住宅密集地に航空機が墜落する重大事故などにも言及した。※羽田新ルートの賛否は示していない。
森田(羽田新ルートに係る発言なし)
※羽田新ルートに係る発言なし
神薗(羽田新ルートに係る発言なし)
※羽田新ルートに係る発言なし
田中:意見書の取り下げに賛成の答弁
- 21年3月22日 幹事長会(副議長:岡田麻理)にて、「羽田空港機能強化に係る安全対策の強化、新ルートの固定化回避を求める意見書(案)」取り下げに賛成
※区長から国交大臣宛に同様の要望書(21年1月20日発出「羽田空港の機能強化に関する要望書」)が提出されているので、区議会から出すことには反対としている。
- 【田中】この意見書についてなんですが、私どものほうの会派で、これとほとんど同じ意見を持っていらっしゃって、羽田の新飛行ルートの見直しを求める住民の方々と、そういった方々と、あと区長との話合いをずっと応援してきたんですね。
今回、それができるようになって、つい先日、区長のほうから、この内容ともうほぼ同じですけれども、国土交通大臣のほうに要請のほうも出ています。実は、その過程の中で、区議会のほうとしても、同じような内容でやっていきましょうかという話もしていたんですけれども、区長のほうと話ができているので、そちらのほうは今回はいいですという話で進んでいるんです。 - (「議会軽視じゃないの、それ」と言う者あり)
- 【田中】議会軽視じゃなくて、区民の方の声を聞いているという話でやっていましたので、その話合いができたということはすごくよかったと思っているんですね。ですので、そういった経緯とはまた別に、ここで意見書に賛成してしまうのは、ちょっとやりにくいかなと思いますので……。
- 「やりにくいって」「両方出せばいいじゃん」と言う者あり)
- 【田中】ですから、今、いい流れができているところを無視してということは、今、できないので、乗りません。
- 【下嶋議長】乗り得ないということですね。
- 【田中】はい、乗らないです。
- 【田中】この意見書についてなんですが、私どものほうの会派で、これとほとんど同じ意見を持っていらっしゃって、羽田の新飛行ルートの見直しを求める住民の方々と、そういった方々と、あと区長との話合いをずっと応援してきたんですね。
薬丸:請願の「継続」に賛成(⇒その後、廃案)
- 22年6月13日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田新飛行ルート下における氷塊落下の原因究明を求める請願」の採択に賛成
- 21年10月8日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田新ルートの運用停止を求める請願」の採択に賛成
- 19年3月20日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田空港増便による都心低空飛行計画の撤回を国に求める請願」の継続に賛成
※※もう少し協議継続が必要ということで、「継続」⇒「審議未了」(≒廃案)を知りながら、「あえて審議継続」として賛成票を投じた。
【薬丸】ただいま議題となりました、受理番号第6号、羽田空港増便による都心低空飛行計画の撤回を国に求める請願につきましては、今、さまざま委員の方からお話がありましたけれども、当委員会としても、この羽田空港の件に関しましては、全会一致で意見を上げ、また渋谷区議会としても意見を上げてきているところでございます。
この中において、やっぱり請願の要旨の中に、各会派の中では、ここはのめるけれども、ここのところはちょっと不確実な部分が含まれているのではないか、そういうような意見もある中で、これはもうこのままで、とにかくマルかバツか、よーいどんというような形は、ちょっと今までの動きと変わってきちゃうのかなという思いがしています。
皆さん、それぞれのお考えはあっても、この件に関しては国に意見を上げていきたいというお気持ちは腹の中にあると私は思っています。であるならば、この文言がここに入っているがために賛成できないとか、何がなんでもここでマルにしなくちゃいけないとか、そうしていくよりは、もう少し協議継続という形をとっていただき、詰めたい。
ただ、今、副委員長のほうからも話がありましたけれども、残念なことに今回が任期最後の議会ということになりますので、それは協議継続という形をとれば、必然的に結果として審議未了ということになるのかもしれないけれども、だからといって、それは不誠意なのではなく、やっぱりもっとしっかりと詰めなくちゃいけない、そういうような大きなことを抱えている問題だと思っておりますので、あえて審議継続でお願いしたいと思います。 - 18年10月17日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田新飛行経路計画における区民の生活環境保全に関する請願」の採択に賛成
- 17年12月6日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田空港新飛行経路案に関する教室型住民説明会及び落下物事故の検証報告の早急な実施を国交省へ求める請願」の採択に賛成
佐藤:意見書、賛同を得たい旨説明
- 16年6月22日 第2回定例会本会議で、交通・公有地問題特別委員会の委員長として「羽田空港新飛行経路案の安全上の課題等に関する意見書」を国交大臣宛に提出することに賛同を得たい旨説明。⇒全員一致で決定
伊藤:請願、紹介議員の1人として説明
- 21年10月1日 交通・公有地問題特別委員会にて「羽田新ルートの運用停止を求める請願」につき、紹介議員の1人として説明。⇒(15分間の「休憩」後)審査継続
⇒10月8日 同委員会にて全員一致で採択
請願・陳情・意見書の議決・審査結果
19~22年の羽田新ルートに係る請願・陳情・意見書の議決・審査結果を次表に示す。
- 請願(=紹介議員が必要)
- 5件のうち2件が「審査継続」となるが、1件は次の定例会で「採択」された。
- 残りの1件は19年区議選を迎え議員の任期が終了し、継続審査の議決が行われず廃案となった。
- 陳情(=紹介議員が必要ない)
- 交通・公有地問題特別委員会で審査された結果、2件すべてが「請願の例による取り扱い」とならず、陳情者への「文例」の通知で処理された。
- 「羽田空港増便による都心低空飛行計画に関する陳情」は「文例4」(今後の参考にするという趣旨の通知文)で処理された。
- また、「羽田空港国際線増便の目的消失による、新飛行経路の都心低空飛行停止を国に望む陳情は「文例5」(趣旨を取り上げ、意見書を採択したという趣旨の通知文)で、全員一致で決定に至った「羽田空港新飛行ルートの再考を国に求める意見書 」に反映された。
- 意見書
- 本会議での議決により、5件すべて決定された。4件はすべて全員一致で決定。1件のみ欠席議員(公明)を除く全員一致で決定。
⇒拡大
請願・意見書の議決・審査結果については、渋谷区議会HP「議決の結果」や「区議会月報・要覧」で確認することができる。
陳情の審査結果については、会議議事録をひも解かないと確認することができない。
- 19年第2回定例会「羽田空港増便による都心低空飛行計画に関する陳情」
- 20年第2回定例会「羽田空港国際線増便の目的消失による、新飛行経路の都心低空飛行停止を国に望む陳情」
議事録を丁寧に読んでいくと、いずれも交通・公有地問題特別委員会において、非公開会議を経て、「請願の例による取り扱い」としないことが決定されていることが分かる。
非公開会議の闇は深く、20年第1回定例会における「羽田空港増便による都心低空飛行計画の抜本的な見直しを国に求める請願」の審査・決議にその一旦が垣間見える。詳細は下記記事参照。
- 20年3月17日「交通・公有地問題特別委員会」審査:渋谷区議会、闇審議の舞台裏
- 20年3月23日本会議決議:渋谷区議会、「笑顔」オウンゴール
区議選、得票数・順位の推移
23年2月現在「シブヤ笑顔」に所属している8人につき、過去の区議会議員選挙の得票数の推移を次図に示す。
岡田麻理(4期)は過去2回の選挙で多数の票を得ている。あとの7人はドングリの背比べ。
同様に、得票数の順位を次図に示す。
岡田麻理(4期)は、前回2位、前々回1位。橋本(1期)は初選挙で4位。
森田(1期)23位・薬丸(4期)25位・佐藤(4期)27位は、19年の選挙で苦戦を強いられている(定数34人)。
政務活動費
5会派(自民・笑顔・公明・立憲・共産)の政務活動費の交付額・執行率(=支出額÷交付額)の推移を次図に示す。
※政務活動費の額は、月額20万円に当該会派の所属議員の数を乗じて得た額とする(渋谷区政務活動費の交付に関する条例 第4条)。
各会派の執行率は次のとおりである。
- 公明:毎年度6割以下なのが目立つ
- 自民:毎年度100%(完全消化)
- 立憲:概ね100%
- 共産:年度によってバラツキがあるものの、9割を下回ることはない
- 笑顔:19年度(81%)以外は、95%を上回っている
(政務活動費|渋谷区議会を元に筆者作成)
シブヤ笑顔の政務活動費の交付額に変動が見られるのは、18年度(改選前)の所属員5人から19年度(改選後)8人に増えたことによる。19年度の執行率だけが大きく低下しているのは、区議選(19年4月21日執行)の後、無所属で当選した3人が年度途中でシブヤ笑顔に所属したことの影響なのか……。
シブヤ笑顔の政務活動費の支出内訳(年度別)の推移を次図に示す。
政務活動費に最も多くの割合を占めているのは「広報費」。次いで「人件費」。
19年4月21日の区議選で5人体制から8人体制に変ったことで、それまで2割近くを占めていた「研修費」は1%まで低下。逆に、「広報費」は5割から7割超まで増加。
(同上)
岡田麻理(1~2期:民主党。3~4期:シブヤ笑顔)は自身のホームページで2007年の初当選以来、毎年度、政務活動費の使途を公開している(アッパレ!)。
政治資金
現在シブヤ笑顔に所属している8人の「政治資金管理団体」「その他の政治団体」を以下に示す。
※リンク先をクリックすると、東京都選挙管理委員会HPに掲載されている当該年の政治資金収支報告書を見ることができる。
怪しい点は特に見当たらない。
- 岡田麻理(4期)
- 橋本侑樹(1期)
- 森田由紀(1期)
- 神薗麻智子(1期)
- 田中匠身(2期)
- 薬丸義人(4期)
- 佐藤真理(4期)
- 伊藤毅志(8期)
まとめ
「シブヤ笑顔」発足経緯
- 「シブヤを笑顔にする会」の母体は、長谷部健区長が区議時代に副幹事長をしていた「無所属クラブ」。15年4月の区議会選挙後に5名により結成された。
「シブヤ笑顔」8人の略歴
- 元民主・佐藤真理議員(4期)や過去に区議会議長を務めたこともある重鎮の元自民・伊藤毅志議員(8期)、旧みんなの党・田中匠身議員(2期)やピカピカの1期(橋本・森田・神薗)まで、背景も政治姿勢もバラバラ。
「シブヤ笑顔」発言実績
- 19年の改選以来、シブヤ笑顔に所属している議員が定例会本会議の代表・一般質問で取り上げたことはない。
- 紹介議員の1人として請願書を説明する伊藤議員がいるかと思えば(21年10月交通・公有地問題特別委員会)、意見書の取下げに賛成した田中議員(21年3月幹事長会)や請願の継続(⇒その後廃案)に賛成した薬丸議員(19年3月交通・公有地問題特別委員会)もいる。
請願・陳情・意見書の議決・審査結果
- 請願が「継続」になったり、陳情が請願扱いにならなかったりしたケースについては、非公開会議で議論されているので、会議議事録をひも解いても詳細は闇の中。
区議選、得票数・順位の推移
- 「シブヤ笑顔」に所属している8人の戦績について、岡田麻理(4期)は、前回2位、前々回1位。
- 橋本(1期)は初選挙で4位。森田(1期)23位・薬丸(4期)25位・佐藤(4期)27位は、19年の選挙で苦戦を強いられている(定数34人)。
政務活動費
- 政務活動費の執行率(=支出額÷交付額)は、19年度(81%)以外は、95%を上回っている。
- 政務活動費に最も多くの割合を占めているのは「広報費」。次いで「人件費」。
政治資金
- 怪しい点は特に見当たらない。
雑感(シブヤ笑顔、長谷部区長支持の1点で寄り集まった会派)
シブヤ笑顔の研究で明らかになったのは、渋谷第二会派にして区長与党。平たく言えば、シブヤ笑顔とは、長谷部区長支持の1点で寄り集まった会派ということ。
元民主・佐藤真理議員(4期)や過去に区議会議長を務めたこともある重鎮の元自民・伊藤毅志議員(8期)、旧みんなの党・田中匠身議員(2期)やピカピカの1期(橋本・森田・神薗)まで、背景も政治姿勢もバラバラの印象。結成から8年近く経つのに、いまだに同会派のホームページがないのがその証左。
確実に言えることは、羽田新ルートを容認している長谷部区長に抗ってまで、羽田新ルートに反対を訴える会派ではないということ。
19年の改選後、シブヤ笑顔に所属している議員が定例会本会議の代表・一般質問で、自公同様、羽田新ルート問題を一度も取り上げたことはないことでも明らかであろう(次表)。
「羽田新ルート|渋谷区議会「23年第1回定例会」質疑応答」より
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