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首都圏新築分譲マンション市場動向(21年12月)|不調の兆候を見せ始めたのか

不動産経済研究所1月25日、12月の「首都圏新築分譲マンション市場動向」を発表。

  • 発売は6,649戸。前年同月比9.7%減も6,000戸を突破。
  • 契約率は10.9Pアップの73.5%と3ヵ月連続の70%台。
  • 平均価格5,384万円、m2単価80.6万円。戸当たりは6ヵ月ぶりの下落

ただ、これだけではよく分からないので、同研究所が過去に発表した数値データも含め、いつものように、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。


もくじ

(首都圏全体)発売戸数・発売単価・販売在庫の推移

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移を下図に示す。

  • 発売単価
    新型コロナ第1波以降下落傾向を見せていたが、21年4月に急上昇(千代田区の平均価格が2億円を超える大型の高額物件の影響による)したあと下落。再び上昇傾向を見せていたが大きく下落
  • 販売在庫数
    減少傾向
    が見られる。
  • 発売戸数
    上下動が激しい。

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

 

発売戸数の前年同月比の推移を可視化したのが次図。

新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと、激しくリバウンドを繰り返しながら21年12月は▲9.7%減。

発売戸数(前年同月比)の推移(首都圏)

1都3県 ※23区に着目

発売戸数の推移

23区に着目すると12月の発売戸数1,561戸は、前年同月比で▲30.1%減(次図)。

発売戸数の推移(1都3県)

m2単価の推移

23区の発売単価は、新型コロナ第1波以降下落傾向を見せていたが、21年4月に急上昇(千代田区の平均価格が2億円を超える大型の高額物件の影響による)したあと、下落傾向

 

m2単価の推移(1都3県)

23区

価格帯別の発売戸数割合の推移

23区の発売戸数の割合は、5千万円を境に2極化。5千万円以下の割合は低下している(次図)。

新築マンション価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

億ションの発売戸数・率の推移

億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、18年9月の4.5%を底に増加傾向にある(次図)。

新築億ション発売戸数・率の推移(23区)

★まとめ

不調の兆候を見せ始めたのか……。

  • 首都圏
    • 発売単価は、新型コロナ第1波以降下落傾向を見せていたが、4月に急上昇したあと下落。再び上昇傾向を見せていたが大きく下落
    • 発売戸数は、新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと、激しくリバウンドを繰り返しながら21年12月は▲9.7%減。
  • 23区
    • 発売単価は、新型コロナ第1波以降下落傾向を見せていたが、21年4月に急上昇したあと、下落傾向
    • 発売戸数の割合は、5千万円を境に2極化。5千万円以下の割合が極端に低下。

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