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住宅着工統計(21年1月)|都内分譲マンション35.7%増

国土交通省は2月26日、「住宅着工統計(令和3年1月分)」を公表。

全国の分譲マンションの着工戸数は「先月の減少から再びの増加」。新型コロナの影響は特に見られない、というかむしろリバウンド!?

ざっくり言うと


21年1月の住宅着工動向について、次のように記されている。

新設住宅着工戸数は58,448 戸

  • 前年同月比3.1%減、19か月連続の減少

分譲住宅は19,089戸
(前年同月比6.9%増、15か月ぶりの増加

  • マンションは8,775戸(29.3%増、先月の減少から再びの増加

これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう

【全国分譲マンション】前年同月比29.3%増

1月は前年同月比29.3%増。

「先月の減少から再びの増加」であることが確認できる(次図)。

分譲マンション前年同月比の増減の推移(全国)

【首都圏分譲マンション】前年同月比68.9%増

三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。

分譲マンション着工戸数の推移 (三大都市圏別)
※黒色破線は、多項式(5次)の近似曲線。以下同じ。

上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

首都圏では、前年同月比68.9%増

分譲マンション着工戸 数前年同月比の増減 (首都圏)

【都内の分譲マンション】前年同月比35.7%増

1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。

分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)

上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

都内の着工戸数は前年同月比35.7%増

分譲マンション着工戸数 前年同月比の増減 (東京都)


各年1月の変化を可視化したのが次のグラフ。

新型コロナの影響は特に見られない、というかリバウンド!?

分譲マンション着工戸数の推移(東京都)

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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