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羽田新ルート|「川崎ルート」もスカスカで運用

新型コロナの影響により国内線・国際線ともに大幅な減便が続いているなかで、羽田新ルートの運用が強行されている。

南風時に都心上空を通過して羽田に到着するルートがスカスカで運用されていることについては、すでに記した。

本日は、南風時に川崎市上空を通過するB滑走路出発ルート(以下「川崎ルート」)のスカスカ状況を確認してみよう。


もくじ

「川崎ルート」とは

南風時に川崎市川崎区上空を通過するB滑走路出発ルート(川崎ルート)を次図に示す。国交省の計画では、1時間当たり20回(3分ごと)の頻度で飛ぶことになっている。

川崎ルートで問題になっているのは、飛行騒音もさることながら、コンビナートへの落下物・墜落事故のリスクである。

B滑走路出発ルート
「FAQ冊子v6.2」の飛行経路図(P107)に、筆者が紫色文字と機影を追記

川崎市議(共産)、南風運用実績データを公開

後藤まさみ川崎市議(共産党、川崎区選出)は5月12日、畑野君枝 衆院議員(共産、2期)を通じて、国交省航空局首都圏空港課が作成した資料である、北風運用の実績データ(3月29日)と南風運用実績データ(4月3日~5月10日)をツイッターで公開した(次図)。

後藤まさみ川崎市議(共産)
午後10:13 · 20年5月12日

 

同データを元に、川崎ルートのスカスカ状況を可視化してみよう。

「川崎ルート」もスカスカで運用

3月29日から運用が開始された羽田新ルート。南風時に川崎ルートが初めて運用されたのは4月3日。4月3日から5月10日の間に川崎ルートが運用されたのは24日間。合計411機がコンビナート上空を舞った

実機飛行確認(2月2日~2月12日)のときと(「あわせて読みたい」参照)、運用開始以降の通過機数を比べると、後者はコロナの影響で機数が大幅に減少していることが確認できる(次図)。

通過機数の推移(南風時のB滑走路出発ルート)

特に、4月3日以降につき、1時間当たりの通過頻度で描き換えたのが次図。

国交省の計画では、川崎ルートは1時間当たり20回(3分ごと)の頻度で飛ぶことになっている。

ところが、新型コロナの影響による減便が著しい。4月下旬に入ると、1時間当たり2機を下回るようになった。国交省が計画していた機数の10分の1にも満たないのである。

通過頻度の推移(南風時のB滑走路出発ルート)

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