国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の江戸川区で48か所目。江戸川区では3回目。
江戸川区内で3回目のパネル展示
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧していて、11月11日付けで「江戸川区における情報発信拠点の設置について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
江戸川区役所本庁舎で、11月18日(月)から22日(金)までの5日間、羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)が開設される(次図)。
江戸川区における情報発信拠点の開設について
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の江戸川区で48か所目。江戸川区内では3回目(次表)。
国交省の実績作りが加速
国交省がこれまでに羽田新ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設したのは、17年度11か所、18年度19か所。19年度18か所(11月11日現在)。
江戸川区はHPや広報紙でしっかり周知
江戸川区はどうしているのかと言えば――
江戸川区HPのトップページの「新着情報」に「羽田空港機能強化についての展示を行います」として掲載されている(次図」。
同新着情報をクリックすると、パネル展示の案内が表示される(次図)。
また、『 広報えどがわ』最新号(10月10日号)(全7枚)の最後のページにもパネル展示の案内が掲載されている(次図)。
雑感(予算消化?)
江戸川区では、第6フェーズの住民説明会(オープンハウス型)が次の3か所で予定されている(第6フェーズ説明会は消化試合)。
- 12/5(木)17時~20時
清新町コミュニティ会館ホール(江戸川区清新町) - 12/13(金) 13時~16時
小松川区民館 2階ロビー(江戸川区平井) - 1/18(土)14時~17時
タワーホール船堀1階アトリウム(江戸川区船堀)
第6フェーズの住民説明会(オープンハウス型)が3か所で予定されているのになぜ、わざわざ江戸川区で「情報発信拠点」(パネル展示)が開設されることになったのか?
住民説明会(オープンハウス型)と「情報発信拠点」(パネル展示)に違いがあるとすれば、開催時間帯(前者は午後の3時間、後者は9~17時)くらいではないのか?
予算消化するために「情報発信拠点」(パネル展示)の開催回数を調整しているということはないのか?
ちなみに、国交省は19年度、「羽田空港機能強化に係る移動式情報発信拠点の維持管理等業務」を三菱総研に約7千万円で委託している(羽田新ルートに係る気になる契約情報)。